誰もが知ってる外国語単語の覚え方について


最近になってやっとこさ外国語学習の単語の覚え方に開眼しました。

それまではノートにひたすら書いて真っ黒になるまで練習してたんですよね。それでも全然覚えられなかったのです。

本当は読んで書いてをすればよかったのですが、声を出すのが恥ずかしくて黙読しながら書いていました。それが悪かったのかもしれません。いくら書いても覚えられないんですよね。

昔TOEICのお披露目会に参加したときに講師の方から「単語学習はザルで水を救うものだ」と語っていました。

それを鵜呑みにして、「私が覚えられないのは、語学学習がそういう性格のものだからだ」と平気でいました。

でも全然覚えられません。ハングルは2000年から約4年間ぐらいやってますが、あいさつ程度しか言えませんでした。同時期にスペイン語もやっていたのですが途中で挫折しました。

そして2018年に語学学習を再開しまして、今ロシア語とスペイン語を始めてます。でも相変わらず単語学習は苦労してました。一日10語ほど練習しても当日で覚えているのは2,3語です。まったく覚えられていません。それでも必死に語呂合わせとかで「火曜日は太る肉」とかやっていたのです。

ところがある日、日本語を読んでからひたすら出力で外国語単語を思い出すと割と楽に覚えることができて今驚いてます。それまでは外国語を見て日本語の意味を紐づけしようとしていました。順番を変えただけですらすらと覚えられるようになりつつあります。10語中5~8語ぐらいは覚えています。一時間後に忘れてしまうのですが、後で記憶をし直せば定着できます。翌日にやればもっと定着します。

スペルまでは覚えきらないのですが、日本語→外国語まで覚えられたことは私にとって大きな進歩です。

それまでは覚えたはずの単語を思い出す時に、頭がひねられるような頭痛がして気持ち悪くなっていたのですが、今ではノーストレスになりました。

もう少し早くこの覚え方を知っていれば、高校の時に落ちこぼれなくて済んだと思います。中学はなぜか教科書を読んだだけで覚えていたのです。

でもこのやり方は、みんなとっくに知っているんじゃないかなと思いました。

学校の教師は、ただ暗記するようにと言っただけで具体的な方法は、先に挙げたひたすら書く方法しか知りません。なのでできないのは「私の頭が悪いせい」だと思っていたのです。

ですから誰もが知っている話だと思いましたが、私みたいに効果のないやり方で苦しんでいる学習者に向けて書きました。