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【観たよ】映画 トラペジウム

社会人2年目となり、最近忙しくてつい日記をつけるのを忘れて早数か月。

また時間があっという間に過ぎてしまう感覚に陥っている…..
また久しぶりに日記をつける癖を取り戻していきたいです。

昨日は友人の猛烈な宣伝で映画「トラペジウム」を観てきました。
地味に一人で映画を観に行くのは初。ていうか仕事終わりに映画を見るというのも初です。

夢に向かって真っすぐにどこまでも(本当にどこまでも)突き進む少女のお話でした。

友人の話やyoutubeの宣伝で、事前に主人公の東がヤバい!というのは聞いてはいましたが、
観てみた感想、かなり面白い主人公でした。

東はアイドルになるために東西南北の美少女を探し出してその人たちとユニットを組むことを計画するのですが、
1人だけアイドルに突き進んでいく東に対してそもそもアイドルやりたいと劇中で一言も言ってなかった3人巻き込んでる時点で何処か方向性が決定的に違うところが出てくるだろうな〜とは思いながら見てました。
(特に学園祭の、10年後のコスプレ写真を撮るシーンでピンときた方もいるのではないでしょうか?)

ただ、出会いがそもそも計画されたものとはいえ、(良くも悪くも)周りを巻き込む行動力がある東だからこそ、昔はいじめられていた亀井さん、やりたいことがまだ見つかっていない華島さん、引っ込み思案で友達がいなかったくるみちゃんらは最終的に真の友達になれた訳だし、
アイドル活動を経てそれぞれの夢や目標ができて、東も一度は夢破れた自分を振り返って改めてアイドルを目指すことが出来た……

仕組まれたものとはいえ、アイドルとしては悲惨な結末を迎えてしまったとはいえ4人の出会いは決して無駄にはならなくて良かったのではないでしょうか?

夢のために行動した東だからこそ、4人の未来は大きく動き出し、こうしてハッピーエンドを迎えた。夢に真っすぐだった東だったからこそ、アイドルが解散した後でも3人は友達でい続けようとしたんだと思います。
結局夢は追いかけてなんぼだよというのがこの作品で伝えたいところだと思うので。
まあ解散間際でギスギスしてもちゃんと東のことを尊重できる3人がすごくいい人間だというのはあると思いますが

久しぶりにいい映画を観れてよかったです!
私もなりたい自分に向かって行動しなきゃなあと思いました。
また文章を読んだり書いたりすることから始めていこうかな。

それでは。

【追記】
1.東ゆうが4人の中でも最も人気がなかった件について。

東がアイドルのオーディションに全落ちしているのもあって、もしかしたら4人の中では一番アイドルの才能がないのかも知れないなと思いました。
SNSでもいいね数が少なかったりとか。妙なところでリアルだなあ…..
自分の人気をテコ入れのためにバンジージャンプをしたりしてリアクションでキャラ付けしているという考察もあってはえ~ってなりました。


2.東ゆうが『メジャー』の茂野吾郎に似ているという与太話。

私はメジャーを読んだことがないのですが、X(旧twitter)で
東ゆう=茂野吾郎説
というものが回ってきてなんのそら?と思ったのですが、この画像を見て納得しました。

東ゆうはきっと、自分の好きな「アイドル」のことを、ステージに立ちさえすれば3人もきっと好きになると信じて疑わなかったんだと思うんですよね。
だから劇中で3人に「アイドルにならないか?」と意思確認することがないわけで。ノートにもみんなが楽しんでることを大前提に計画が練られている。これが後に『こんな素敵な職業ないよ編』に繋がる

もしも、3人にアイドルにならないかちゃんと聞いていたらどうなっていたんでしょう?
その場合でも早かれ遅かれ結局はアイドル解散ということにはなってしまいそうですが。
仮に3人がアイドルに順応したとしたら、今度は人気の3人についていけず東が壊れていったかもしれないという友人の話を聞いてなるほどな~と思いました。
劇中でもSNSで裏垢っぽい投稿をしかけてましたし。
結果的にこれが4人にとっても幸せな結末だったんだなと思います。

こうしてのちに友人と感想を共有するといろんな発見があるなと思いました。
友人の中にはリピートする人もいて。東だけでなくほかの3人の視点も想像しながら改めて見直したりすると新しい発見がありそうです。
改めていい映画だぁ……。


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