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フェニキアの悲劇【Civ6海賊編】#1

この記事は、Civ6海賊編の動画では伝えきれない細かい要素を解説する記事です。今回は主にフェニキアについて語ります。

↑動画はこちらからどうぞ!

■フェニキアの苦悩

フェニキアが現在のような苦境に陥っているのはプレイヤーの技量というよりも、様々な悪条件が重なったためという一面があります

①マオリの都市出し

マオリという文明は、ご存じ『外洋』からスタートします

これが意味するのは、開始地点が他の文明に比べて自由に決定できるということです

4ターン目にはマオリの戦士がロンドンのすぐ近くまで来ているということを考えると開始地点はイギリスとフェニキアのちょうど間のあたりということになります

華菜月紀の開始地点

↑ちょうどこのあたり

そして、実際にマオリが首都を建てたのは上の写真右端に移るフェニキアの島でした

フェニキアとマオリの距離感

結果、他の文明に比べて、フェニキア・マオリ間は非常に近く、フェニキアは、これ以上拡大するには島の外に領土を獲得する必要性が出てきました

②外洋航海能力

①は確かにマオリも同じことを言えます

しかし、マオリとフェニキアが決定的に違うのが外洋航海能力です

マオリは外洋を航海できるのでMAPの探索速度が速く、あっという間に本土の近くにある島に都市出しをしてしまいました

今回のMAPはアイランドプレートということもあって、最悪、沿岸にそって航海することで大抵の場所にはたどり着くことができます

しかし、その場合外洋を突っ切るのに比べて時間的差は大きくなります

これは都市出しだけの問題ではなく、戦争をしたときの派兵速度にも影響する問題となっており、ノルウェーも固有能力で早い段階に外洋に出れることを考えると、固有ユニットで海洋ユニットの戦闘力の差がなかったとしてもノルウェーと戦争をするのは得策とは言えないでしょう

(ちなみに、フェニキアが地図製作法を取得=外洋に出れるようになったのは77ターン目)

ちなみに、フェニキア・ノルウェー間のフロンティアについては以下の画像のような状態になっています

ノルウェー・フェニキア間

この島はノルウェーの本土なので、ブリュッセル・サルプスボル間に都市を出した場合、海洋ユニットだけでなく、陸上ユニットも派兵される恐れもあり、守りにくいのは間違いありません

【まとめ】

以上から、フェニキアがカーブルに宣戦布告したり、マオリに戦争をしかける背景がわかってきます

フェニキアの領土はこれ以上の拡張が見込めず、他から奪うしかないような状況に置かれているということです

言い方を変えれば、マオリがフェニキアを閉じ込めるような都市出しをしたことがマオリVSフェニキアの戦争につながっていると言えるのではないでしょうか

さて、戦争終結後、フェニキアは島外領土の獲得を目指して行動を始めることになります

果たしてうまくいくのでしょうか…

これからの展開にどうぞご期待ください!!

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