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あなたは出世できるタイプ?その逆ですか?

サラリーマンになって、上司に仕える者は上司の話を瞬時に受け止め、
そつなく仕上げることが出世の上等な“道”だと・・人はいう・・
そうだろうか?
それは30年も前の右肩上がりの時代なら・・
上司の言葉も“定番”があった・・
何も考えず・・
ひたすら命令に忠実に・・
これが良き部下と・・
されてきた時代が・・

今、こんな自己の考えのないやり方で出世など・・

営業一つとっても・・
様変わり・・
というより、「自分の頭で考えない」従業員など不要の時代だ・・

家電量販店なら客がやってくる・・
もちろん、どんな品物があるのか宣伝は欠かせないが・・
しかし、客が欲しいものを明確にしているのだから・・
店側は自分の頭で考えることは限られてくる・・
品物の品質、類似商品との差別等々・・
ただし、客の本物の目的が分からず、客に言われたことのみで・・
判断すると商談が無くなる・・
お客に安い洗剤が欲しい、と言われて・・
易い洗剤を売っても、お客の要望の本来のものとは違う場合がある・・
客は自分の欲しいものが分かっていない場合が多いのだ・・
優秀な店員ならひらめきが生まれるのだが・・

地方の家電屋さん・・
チラシを持って営業することもあるだろう・・
しかし、その成果はいくばかりか・・
無駄な営業を繰り返しても・・

とある人口が20万人を切る地方都市・・
家族3人で店を構えているが・・
ほとんどが留守・・
父ちゃんは毎日、工事を必要とする家電の設置に大忙し・・
片や母ちゃんはそのそばで父ちゃんの手伝い・・
倅は30代にして独身だが・・
昔っからの人なつっこい童顔で・・
いつでも、誰とも会えばニコッと・・7~8秒・・
(これが他人に好かれる挨拶だ)
この7・8秒の時間が好印象を与える・・

佳ちゃん・・と声がかかれば・・どこへでも・・
例え電球一個の取り換えでも、喜んで持ってゆく・・
昼間、足の悪いお婆さんが留守番している家庭なら・・
その電球を新しいものと取り換えてあげるのだ・・
ついでに電球の傘が汚れていれば、自分がポケットに入れてある
自分のダスターで拭いてあげるのだ・・頼まれなくともだ・・

これでお分かりかナ?

ここまでする佳ちゃんを嫌いになる人などいない・・
そして、佳ちゃんが電球一つでも届けて代えてあげるのには
訳がある・・
家の中まで入れるヨネ・・
電球変えるために・・
ついでに家電製品が古いとか、そこの家庭には新しい商品があるとか
マーケティングができる・・
だから、勧める家電製品の販売の営業トークの準備と
説得の内容を家族構成や収入など、また販売の時期といった・・
お客様にとって一番お得な時期と方法を考えることだ・・

お店に帰れば一日の営業の工程を時系列に書き込み・・
販売の作戦を考える・・
一番大切なことは・・
お客が自分が一番必要としている商品を分からない・・
と、いうことだ・・
いきなり、「こんな電機商品があるけど・・」勧めても・・
お客が必要という認識が無ければ・・
買うわけがない・・

営業のセンスのない成績が悪い営業マンは・・
このことを知らない・・
お客が自分に必要な電気製品があるのかどうかも分からないなら・・
お客の身になって必要性を・・
いろんな世間話の中に取り入れて・・
商品の必要性・快適な生活を送れる・・
こういう情報を植え付けるというプロセスが無いと・・
商売は成り立たない・・


他にもいろいろある・・
あなたはもっとい方法があると感じているかもしれません・・・

さらなる話はこの先で・・

本日もお立ち寄りいただきましてありがとうございました・・

税理士 佐藤春男


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