変わり続けることこそがの話
変化好きですか?
はい、好きです
変わるのが好き?
それはつまりどういうことなのか
まだまだ拙い言語化力でどうにかこうにか「変わっていくこと」の話をしてみたいと思います
グダグダと長くなるやもしれませんがお付き合いください
1980年生まれで現在41歳
子供の時は昭和、青春時代は平成、世紀の変わり目に成人して、令和にはすっかり大人
とはいえ、世間一般のいわゆる大人とは程遠い生活を現在も繰り広げております
でも、それもまた良しと思っている。
そこがすでに価値観の変化の端っこです
「私は私」
誰かと同じでなくていい。というのは、子どもの頃から今に至るまで多分唯一と言っていいくらい変化のない思いで、だけどこれを表に出してもいいのだと思えたのは作家としての活動を始めてからなので
かれこれ15年くらいのもの
まぁ、そもそも割と波のある学生生活だったので
顔にも態度にも出ていたのかもしれませんがその話はまた別の機会に
とりあえず、大学卒業して就職するくらいまではぼんやりとわかりやすい人生設計をしていたのだと思います
まぁ案の定思ったとおりの道は進めず今に至るのですが
取り繕い上手なので、なんとなくまともっぽい方向へ進もうとはするものの
「私は私」がひょっこり顔を出すんですよね
多分30代に入るか入らないかくらいまでは「私は私」と思いつつ「みんなと同じに出来ない自分」があまり好きではなかったです
そこそこちゃんとしようと思ってはみるものの、ちゃんと出来ない。というか、夢中になれない自分に疑問を抱きつつも「そんなもんかも」と思っていました
もちろん今は違います
みんなと同じに出来ない自分も、決して順風満帆ではない道も好きです
それは、いわゆる自己肯定感が上がってきたという事と同時に、世の中のマイノリティに対する考え方とかのアップデートも影響してるだろうなと思います
個性的である
と言うことは是である
気持ちの根底ではわからないけれど、少なくとも表面上は大半の人がそれ受け入れてくれる
その変化はやはり大きい事だと思うのです
作家としての作風も
始めた頃と今ではだいぶ違います
技術的なところは、伝統工芸なのでひたすら向上を目指すだけなのですが
素材選び、色使い、品質、私らしさを表現する色々なことにチャレンジする事
失敗も成功も面白がって、次に繋げていく
手仕事の作家であると言うことは、どういうことなのか
人間特有のゆらぎやその時々の空気や温度や思いや感動が常に作品に反映されていく
そうすることで作品自体はどこか利己的になるのかもしれません
少し前は、たくさんの人に観てほしい、手にとってほしいし、知ってほしいと思っていました
今は、万人受けはしないかもしれないけれど、ピンポイントで深く刺さる作品を作りたい
それも変化のひとつでそうやって変わっていく自分も面白がれる自分で良かったなぁと
今心から思うのです
そして、その思いを少しでも伝えられたらと思ってこうして拙い文章を書き始めています
この先またどんな変化が起こるのか
一緒に体感してもらえたら嬉しいです
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?