わかっていても
唯一無二のものなんてなくて。自慢できるものもなくて。わたしじゃなきゃだめなことなんてない、そこに在るのはわたしじゃなくてもいい。
そう考え始めるととまらない。
そんなことないよ、わたし「が」いいんだよ。わたしが必要だよ。
そう言ってくれる人はいるかもしれない。
ありがとう、うれしいよって気持ちももちろんあるけど、それよりも、なんでわたしなの?って問い詰めたいぐらいには自己肯定感が低い。
リレーの選手には足が早い人が選ばれるし、
合唱コンクールの伴奏にはピアノの上手な人が選ばれる。
そういうわかりやすさが必ずしも大事ではないと思っているけど、うらやましいなって思うわけで。
突き詰めているものもなくて、趣味ってものもなくて、めちゃくちゃやりたいってこともなくて。なにもできない。
自分の存在意義…とまでいうと仰々しいけど、わたしってなんだろうって、定期的に考えたくなるんだよね。考えて、つらくなることのが多いんだけど。
わかってるよ、テレビで偉い人が言っていることも、身近なあなたのいうことも。わかっていてもできないこと、やりたくないこと、やる気になれないこと。そんなのがたくさんあって、ちょっとしんどくなることがあるんだなぁ。
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