フリクションボール専用の消しゴム

今日は大手町の大規模接種センターで予防接種をしてきました。
流石自衛隊というべきなのか、ルートなどがしっかりと設定されていて、各所に案内の方がいてくれているので、スムーズに接種をすることができました。

その中で今はこんな文房具があるんだーと感じたものがあって、予診票のチェックの中でフリクションボール(擦ると消せるボールペン)で書かれていないかを確認するために、消しゴムを薄くしたような形状でフリクションボールの擦る部分が付いた文房具があった。それで文字を擦ってフリクションボールで書かれていないか確認をするという手順をしていた。
おそらく、フリクションボールが出回る前はそんな手順はなかっただろうし、出始めてすぐの時はそこまで使われていなかっただろうし、使われていたとしても、消えてしまうことによる不具合事例も共有されていなくて確認作業を行うことも手順化されていなかったのだと思うけれど、いつの間にか確認を行うことが手順化されていて、それをするための専用の文房具まであるというのは面白いなと感じた。
消せるボールペンというコンセプトはボールペンの革新だったと思うし、それを消すため(もしくは消えないことを確認するため)の文房具まで生まれるというのは面白なぁと。

まったくの余談だけど、高校の時の国語の先生は間違いを消すなという主義だった。間違いは消さずに横線ひっぱて修正するだけにして残しておく。そうすることで、何をなぜ間違えたのか復習できるという考えだった。それに納得した僕は今でも、消せないボールペンを使うことが多いし、間違えた部分は横線を引っ張るだけのことが多い。(もちろん公式の文章を書くときは書き直すけれど。)

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