仕方がなかったってやつ 7月4日
あなた「(あっ、これ寝る…。)」
真夜中、あなたはまどろみの心地よさを感じながら寝入る寸前だった。
ガチャン
突然、自室のドアが開いた。
あなた「(こんな時間に誰だ?)」
ロキシー「………。」
そこにはロキシーが立っていた。
想定外の来客にあなたはさっきまでの眠気を忘れて混乱する。
あなた「ロキシー?どうしたんだこんな時間に。」
ロキシー「………。」
あなた「もう眠るところだったんだけど…急用なのか?」
ロキシー「………。」
あなた「おいロキシー、黙ってないで用件を言ってくれよ。」
ロキシー「………失礼します。」
やっと言葉を発したと思ったらロキシーはあなたが寝ているベッドの上にゆっくりと上がってきた。
さっきまでの沈黙を含めいつもと違うロキシーにあなたは動揺する。
怖い。
ロキシーの考えていることが分からない。
あなた「おいロキシー!急になんなんだ、俺をからかっているのか?」
ロキシー「そういうわけではありませんが…。すみません。」
ドサッ
視界が飛ぶ。
ロキシーの顔、その向こうに天井が見える。
どうやら押し倒されたらしい。
あなた「(なんなんだ…今日のロキシーは様子がおかしい。)」
ロキシー「それじゃあ、始めますね。」
あなた:「(始めるってなんだ?夜這いなのか?)」
「ロキシー…何をするんd グッ!?」
何が起こった?
苦しい。
絞めつけられている。
ロキシーに首を絞められている?
そんなバカな。
あなた「やめろ!苦しい…やめてくれ!」
ロキシー「………。」
あなた「ロキシー!なんとか言ったらどうなんだ!」
ロキシー「だって仕方ないじゃないですか。」
仕方ない。
仕方がない。
正直本気で抵抗すればロキシーの手から抜け出すことは簡単だ。
けれど、ロキシーが仕方ないと言うならこのまま…。
あなた「そうか…分かったよ。」
ガチャン
またドアが開く。
スタッフ「はい、OKです。」
ドタドタドタ
たくさんの人とたくさんのカメラが入ってくる
なにこれ?
ロキシーがベッドから離れる。
あなた「えwwwなんすかこれwww?」
スタッフ「水曜日のダウンタウンです。」
あなた「水曜かよ!www え、俺テレビ出ちゃうんすか?www」
「てかなんの説すか?いや~まいったな~www」
スタッフ「ロキシーに敬語で迫られたらどんな状況でも最後には受け入れてしまう説 です。」
あなた「えっガチかwww俺めちゃくちゃ恥ずかしいやつじゃんwww」
ロキシー「どうでしょう、問題なくできていたでしょうか。」
あなた「ガチでやられたwwwロキシーお前演技上手すぎなwww」
2024年7月4日 体重 49.50[kg]
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