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【修士・博士】異なる専攻からIT企業へ|データ分析×新たなスキル獲得に励む「マーケティング・プランナー/アナリスト」の社員紹介

オロの新卒採用には毎年、多様なバックグラウンドを持つ人たちからエントリーをいただいています。

その中には大学院で研究を頑張ってきた経験を持つ人も多く、突き詰めて何かに向き合ってきた人と「考える企業」であるオロの相性は抜群なんです!

新卒社員の40%が修士・博士出身

出身の専攻分野も幅広く、「情報通信系」を筆頭に「人文社会系」「生物・農学系」「化学系」「経済・経営・商学系」「環境・資源系」「数学系」「電気・電子系」「機械系」「物理系」「法学・政治学系」「美術系」と万遍なく色々な研究をしてきたメンバーが、新たなモチベーションを持ってオロで活躍しています。

大学院出身者が主に活躍中のポジション

今回はその中でも、ITのデータ分析に特化した人だけでなく主に理工系の修士・博士課程で日ごろから統計学などを用いてデータを分析・解析して、数値をもとにした研究をしていた人が働いている「マーケティング プランナー/アナリスト」の社員をご紹介します!

成田さん(2021年入社)

左:小池さん(マネージャー) 右:成田さん

− プロフィール

生まれ
青森
好きなもの・語れるもの
マジック、アポロ計画
出身校・専攻分野
東京工業大学大学院
情報理工学院 数理・計算科学系 数理・計算科学コース
研究
暗号理論分野で秘密情報をパズルのピースのように分解して保存する「秘密分散」という技術に改ざん耐性を付与する手法を研究していました。

− 就活時のアピール

研究室で唯一3年間連続で国内学会に論文を出し続けた真面目さ
マジックサークル代表としてサークルを良くしようとした取り組み
(公認化のための諸々。ビラの刷新など)

− 就職にあたって重視したこと

面白い仕事だと思えるかどうか
働きやすい職場かどうか(人、服装、環境)

− オロを選んだ理由

優秀で面白い人が多そうだなと感じたためです。
一番自分を取り繕わずに働けそうだと感じました。

− 成長を感じた業務

自動車メーカーの実店舗に対する集客を目的としたエリアごとのデジタル施策のキャンペーンプロジェクトでは、主体的に社内の他の職種の人を巻き込んでプロジェクトを推進する事に手応えを感じました。

− この会社・仕事で働く魅力

部門のマネージャーが優秀で、話をよく理解していただけます。
相談すると解決のために考えて、動いてくださってます。
この会社は無駄に肩肘を張らなくて良いですね。
社会人特有の謎のしきたりが少ないと思います。

峠さん(2021年入社)

− プロフィール

生まれ
和歌山
好きなもの・語れるもの
自然観察(野鳥観察)、料理、音楽鑑賞
出身校・専攻分野
京都大学大学院
理学研究科 生物科学専攻 博士後期課程
研究
野生霊長類の昆虫食についての行動生態と遺伝基盤の解明
サルの排泄物に含まれる食物由来のDNAを分析し、サルにとっての「ごちそう」である昆虫を明らかにする研究をしていました。アフリカのウガンダ共和国に18ヶ月間滞在したこともありました。

− 就活時のアピール

①自分にとって新しいことに挑戦する姿勢
野生動物の生態研究のため修士からアフリカへ。環境DNA分析への挑戦。

②マネジメント能力
アフリカで現地アシスタントを20人ほど雇っており、給料計算や労使交渉などをこなしていたこと。

− 就職にあたって重視したこと

自分がこれまで獲得したスキルを発揮して活躍できる環境があること
自分にとって新しいスキルを獲得できる環境があること

− オロを選んだ理由

①内定をいただいた会社の中で一番、会社自体の成長ポテンシャルを感じました。(営業利益の伸び具合など)

②オロの中でもこの職種を選んだのは、大学院までの「サルの行動についての研究」と、マーケティングにおける「顧客行動の分析」に共通点を感じたからです。どちらも「どんな行動をしているか、それはなぜか」という問いに答えるため、行動データに落とし込んだものから再構築するプロセスが似ていました。

− 成長を感じた業務

タクシー配車アプリのユーザー利用ログデータを分析する仕事です。

SQLというデータベース用の言語を1ヶ月で習得したことで(すべて業務時間内)、膨大なデータをロジカルに処理して分析するスキルを習得することができました。

広告を扱うプランナーと分析を扱うデータアナリストの二足のわらじで、クライアントのサービス運用を支える業務ができました。

− この会社・仕事で働く魅力

部門のマネージャーのマネジメント能力が高いので、無理なくのびのびと仕事に取り組める&自分のスキルを伸ばせる点が良いと感じています。

今の仕事への不安や不満、今後挑戦してみたい領域など、毎月の上長面談で相談することが出来ています。

自分の場合は、機械学習を活用したデータ分析に挑戦したいと相談して、今あるデータ分析案件に試験導入するところからチャレンジすることになりました。

また急な用事でも仕事に支障がない範囲で休むことができる(当日朝の申請OK)点も良いと思っています。残業時間は自分の場合は月2~8時間程度で収まっており、プライベートを大事にして働けていると思います。

鳥羽山さん(2022年入社)

− プロフィール

生まれ
静岡
好きなもの・語れるもの
バイオリン
出身校・専攻分野
東京大学大学院
人文社会系 基礎文化研究専攻心理学専門分野 博士課程
研究
文字を見た際に色を感じるなどの現象「共感覚」という認知特性の有無を判定する新たな客観的指標の開発を研究していました。人の多様な感覚に対する認識が拡がることに繋がると考えていました。

− 就活時のアピール

課題解決能力
課題を深掘り・細分化して本質を捉える事と、解決するための具体策を精査して実行すること

− 就職にあたって重視したこと

興味のある仕事か
意義を感じられる仕事か

− オロを選んだ理由

①業務への興味
人間の行動を分析し、打ち手を考えていくという業務が自分の興味に合っていると思った。
②会社の理念
社会貢献への信念の強さを感じられた。
「自分が社会をよくしている」と思えることで、働く意欲を高く維持できそうだと思った。
③自分の経験を活かせる
研究でおこなってきたデータ分析の経験が活かせると思った。
④人間関係
互いを尊重し合う姿勢や協力的な姿勢を感じた。
人間関係でストレスを感じない=本質的な業務に集中できる環境が、自己の成長につながると思った。
⑤会社への信頼 
上場しているしっかりした企業であったこと。

− 成長を感じた業務

ある提案業務で失敗を経験したことです。
クライアントの課題解決に貢献するという意識の甘さから機会損失に繋がってしまいました。また提案が失敗した場合の機会損失の大きさが認識できていませんでした。
この経験を通じて、クライアントとオロの双方にとっての最大幸福を追求しようという視座に気づきました。

− この会社・仕事で働く魅力

挑戦を奨励される風土で、上司との面談が定期的にあり、どう成長していくのかを一緒に考えてもらえています。

チームメンバーが温和で親切ですし、人間関係が良好であり働きやすいです。尊敬できる上司や同僚がいて、成長することが出来ています。

研究を続けてきたあなたに合う仕事がある!

"マーケティング・広告"ときくと、生活者の行動に影響を与えてとにかく消費を促そうとする利己的な行為という見方や、いつもスルーやスキップされる無意味で大雑把な役立たないものを作り出していると思われる方もいるかもしれません。

ですが最新のマーケティング・広告の世界では、購買活動や消費者行動のデータを活用することで「本当に商品・サービスを求めている人」を探し出し、スキップやスルーされる行動を前提にその統計をとってチューニングすることで少しでも響くように近しい人達や関連性の高い人たちを繋げていこうとする、地道な努力が追求されています。

この追求の先にある、優れた商品・サービスを「本当に求める人」に届けるワントゥワンな顧客体験(CX)を目指すことが私たちの仕事です。

今後もオロは、顧客体験に基づく広告メディアの最適化や、マーケティング施策の投資対効果を高める様々な分析・解析・シミュレーション・プランニング・効果検証をあらゆる角度や技術から提案・実行していきます。

担当領域や分析手法を統一することはしません。
それぞれが学術的には異なる分野でも網羅的に積極的に学んでいき、いろんなビジネスや分析手法があることを知り、そしてクライアントにとって何が最適なのかを考えていきます。

入社後はマーケティングの概念やデータの解釈を基本から理解する部分からスタートしますので、未経験でも安心して業務に入っていく事ができます。

研究活動を通じて世の中の役に立つような新たな示唆や可能性を追求してきたモチベーションをそのまま発揮していくことが出来る、データを基に最先端の改善を追求する仕事です。


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