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オロの在宅勤務について調査しました!

こんにちは!社長室の大場です。
コロナ禍の最中、皆様いかがお過ごしでしょうか。弊社では3月から一部の拠点で在宅勤務体制となっており、今日現在も継続中です。

社員同士の顔が見える密なコミュニケーションを大切にする弊社では、これまで大規模で中長期的な在宅勤務体制が敷かれたことはありませんでした。

在宅勤務をしている社員の皆さんがいったいどう感じながら在宅勤務に取り組んでいらっしゃるのか、在宅勤務対象となった東京本社・西日本支社・福岡支社の皆さんにアンケートをとりました。

今回の記事ではその結果についてご紹介していきたいと思います!

Q 中長期的な在宅勤務は初めてですか?

新卒社員も対象にしたアンケートなので、結果はなんとなく察しがつくのですが、結果は以下のグラフの通り。

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なんと約9割以上のオロ社員が「今回が在宅勤務は初めて」ということでした!
中途入社の方も一定数いらっしゃいますが、それでもこの結果。がっつり在宅勤務体制となるのはほぼ全員が初めてということになります。

Q 在宅勤務は快適ですか?

強制的に在宅勤務になったことで、様々なデメリットも浮き彫りになりつつある在宅勤務。オロ社員の皆さんは在宅勤務をどう感じているのでしょうか……?

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約6割の社員が快適と感じているようですね。在宅勤務が初めての社員がほとんどなのに、皆さんとても順応が早い。一方で、「どちらでもない」という回答が約3割近くあることも興味深いところです。それぞれの理由を聞いてみましょう!!


「非常に快適」「まあまあ快適」な人たちのコメント

コメントを大別すると、通勤時間、作業環境、コミュニケーション、生活(食生活、家族)に関わる内容が多く見受けられました。

『通勤時間が削減できた』

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「会社行く前の準備と通勤時間がなくなったので、寝る時間とプライベートとの時間増えて、ストレスが少なくなりました。仕事に集中しやすくなりました」
「残業になっても通勤がないので、深夜に暗い夜道を怯えながら帰らなくて良いので安心」
「通勤往復3時間分を、仕事や家の事などに充てられて1日の稼働可能時間が各段に増えるため」
「満員電車を回避できる」
「家でリラックスして仕事ができる。通勤時間がないのでギリギリまで勉強や家事などが出来る」
「起きて即出社可能なため」
「通勤や前後(身だしなみ整理)の時間を別のことに充てられる(睡眠・家族の食事など家事・仕事・読書)」
「通勤時間を考慮せず仕事に臨めるため、朝にゆとりがある」
「通勤時間で体力を消耗しないので、身体的に楽」

アンケート結果でも最も多く言及されていた通勤時間。普段は通勤時間にかかっていた時間を他のことに充てることで、充実した時間を過ごされている方が多いようです。
そして中にはこんなコメントも。

「終業後2秒でベッドの味を知ってしまったので、二度と通勤できないかもしれません」

気持ちはとてもわかります。きっとこれを読んで画面越しに激しく同意している人も多いはずです。しかしぜひ通勤をあきらめないで頂きたいところですね。オフィスのオロちゃんもあなたの出社を待っているはずですから。たぶん。

『作業環境が快適』

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「話しかけられて作業が中断されることはない」
「話しかけられることが減って、自分の仕事を集中して進める時間と、Slack等でメンバーとコミュニケーションを取りながら作業を進める時間のメリハリがつけやすい」
「ちょっといいですか?という立ち話的な時間がなくなり、集中して作業ができているから」
「私の家は住宅街にあり、日中はほぼ音がしません。そのため、室内はかなりの静音環境となります。オフィスよりも集中できている感覚があり、仕事をする上では非常に快適です」

コミュニケーションの断裂が課題とされやすい在宅勤務ですが、不本意に作業が中断されないことで、集中して業務に取り組めるという方が多数いらっしゃいました。積極的に話しかけていきたいタイプの人にとっては寂しい話かもしれませんが、生産性が上がる作業環境は人それぞれ。

また、在宅勤務での空間や設備に対するメリットの声は以下の通りです。

「冷暖房なども自分の好きなように調整ができる」
「執務室と比べてパーソナルスペースが広く、快適でストレスなく作業に集中できる」
「新しいモニターも会社から手配され、電話も社用携帯、MTGもSlackですぐに開始できるのでそんなに会社と変わらないです」
「トイレの往復時間が短い」
「会議の移動がない、会議室の予約が不要」

作業スペースや冷暖房など、個人では調整しにくいことも自宅なら自由に決められますよね。作業環境やツールさえ整っていれば確かに快適です。

「通勤・着替えが不要、自由な姿勢で仕事できる、歌いながらできる」
「 マイクをミュートにしているため、気兼ねなく独り言が言えるから」

そしてミュートの向こう側で歌ったり叫んだりしている人、意外と多いのかもしれません。

『コミュニケーションが向上した』

「慣れれば、Webミーティングでも十分コミュニケーションがとれる」
「以前よりもコミュニケーションを取ろうという意識が高まった(執務室にいたときは、そこに居るということに甘んじていた事に気づいた)」
「いつでも会話できる環境ではなくなったため、会話を意識するようになり、以前よりもコミュニケーションが活性化している」

在宅勤務になることで、コミュニケーションを意識するようになり逆に改善したというポジティブな意見も。

『休憩時間を活用できる』

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「休憩時間に周囲を気にすることなく、筋トレが出来る」
「昼休みにちょっと運動が出来る」
「昼休みの休憩の際に布団で仮眠ができる」
「休憩時間に、掃除や買い物ができ効率的」
「休憩時間に家事ができるので、仕事終わった後いつもよりゆったり過ごせる」
「スーパーが近いので昼休憩中に買い物に行ける」

意外と多かった休憩時間を活用しているというコメント。
休憩時間が1時間であることに変わりはなくても、活用方法が人によって変わっているようです。お昼時の買い物は、夕方ほど混雑もしてないので気がラクですよね。

『疲労が蓄積しなくなった』

「通勤の必要がないため、週末になってもほとんど疲労が蓄積していない」
「以前は土曜日はほとんど寝ていたが、土曜日の自由な時間も増えた」

普段は平日で燃え尽きている人も、在宅勤務中は平日に疲労が蓄積せず、土日も元気だったりするようです。

『食生活が改善した』

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「『コンビニ弁当』『ペットボトル飲料』からの解放がこれだけQOLを高めるとは思わなかった」
「3食きちんと食べられる。自炊なので栄養バランスも整う。支出も減った」
「自炊して栄養バランスのいい食事を考えるようになった。出社しているとどうしても外食に偏りがちなので」
「淹れたてのコーヒーをいつでも飲める」
「ご飯もちゃんと作れる生活を送れたので非常に快適です」
「低カロリーなランチを毎日自炊することが出来る」
「食費が浮く」
「お金を全く使わなくなって、お小遣いが貯まる」

こちらも意外と多かった「食」に対するコメント。在宅勤務をきっかけに自炊へチャレンジしている人も多いのではないでしょうか。私もこれを機に自炊を始めましたが、普段いかに外食で散財していたのかということを痛感しています。

『家族とのかかわりが増えた』

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「家族のサポートがある。家族との時間が増えた。家族とのコミュニケーションが増えた」
「家族とのコミュニケーションが増え家庭内の課題が減る」
「夜、家族とご飯が食べられる」
「平日にも子どもと遊ぶ時間が確保できる」
「休憩時間に家事が出来るので、妻からの評価が以前より向上した」
「ペットを飼っていて以前脱走した前科があるので音がしたらすぐ反応できる」
「家族とのコミュニケーションが増えたことです。お昼を一緒に食べたり、子供とちょっとした会話が増えていることは、非常にポジティブな点だと思っています」

家族とのコミュニケーションが増えたというコメントもかなり多かったです。社会人生活を始めてから、「今が一番家族と一緒に過ごしている」という方も少なくないのではないでしょうか。


「全く快適ではない」「あまり快適ではない」人たちのコメント

自宅に作業環境が整ってないことを挙げるかたが非常に多く、他にも家族がいることで集中できない、コミュニケーションの取りにくさ等を感じているようです。

『作業環境が快適ではない』

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「机がない」
「椅子が長時間座るのに適してない」
「常に同じ位置に座っての作業になるため、腰に負担がかかるから」
「自宅にちゃんとしたデスクとチェアーが無いので腰が辛いです」
「口答ベースの情報共有がチャットベースになり、時間がかかるから」
「ネット環境が不安定」
「デスクトップモニターがないと不便」
「デスクやモニター、Wi-Fiなど効率的に仕事するインフラ設備がない」
「テザリングの通信料がばかにならない」
「自宅の広さの問題で、居住空間と仕事空間が同じことに基づく、業務のしづらさがあります」
「仕事用デスク・椅子ないなど個人的環境の問題」
「座りっぱなしになってしまうので疲れやすい」

自宅で仕事をするための環境が十分に整っていないために、不便な思いをしている方も多いようでした。机、椅子、ネットワーク環境が整っているかどうかで最低限快適に仕事ができるかどうか、影響しそうです。

『家族がいて集中できない』

「保育園が止まってて、子供が居るため」
「家族も家にいるので集中できないため」
「家族がいるので環境づくりが難しい」

家族と一緒にいられることをメリットに感じる人がいる一方で、仕事をする環境としてはキツイ……という方も。

『コミュニケーション不足』

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「人と喋ったり、人の目があったほうが集中できるタイプのようで、オフィスでの何気ない雑談が自分の業務効率を上げていたと気付いた」
「人との接点が減って元気がなくなる」
「今までずっと外で活動していたので部屋で一日過ごすことに違和感を感じます」

人と直接的な接点を持つことで生産性が上がる、やる気が出るという方には、自宅に引きこもらなければならない現状はとてもツラいですよね。「元気がなくなる」とコメントしている方が限界を迎えていないか心配です。


「どちらでもない」人たちのコメント

メリットとデメリットを併記されているコメントが多く見受けられました。「快適」派と「快適でない」派の両方の感覚を持っている方が多いようです。

「在宅だと通勤時間が発生しないため行きと帰りの時間の分だけ自由時間が増える、通勤中の電車などのストレスが軽減できる」
「WEBミーティングの利用等で出社しているのと変わらない業務を実施できている」
「意外と社内的なコミュニケーションも問題なく、会議がスムーズにできている」
「仕事とプライベートのメリハリが無くなったり、運動不足で不健康になるデメリットで手放しに喜べない部分もあります」
「コミュニケーションにおける伝達力に差が出ているような気がする(低下しているような気がする)、気合があまり入らない」
「マイペースに仕事ができるので良いが、仕事に対しての緊張感がない」
「会社の設備の方が充実していて、椅子・机は男の一人暮らしだと全然充実していなくって、腰が痛い」
「3歳と6歳の男児2人が家の中で走り回っているので、周りで何が起きても動じない集中力を要する」

「メリットもありデメリットもある」と感じている方も、その内容は通勤時間、作業環境、コミュニケーション、家族など、「快適派」と「快適ではない派」と同じ事柄に思うところがあるようですね。


在宅勤務で工夫していること

ここからは、オロ社員の皆さんが「実際に在宅勤務で工夫していること」についてコメントをまとめています。在宅勤務の悩みを解決する知恵やヒントがあるかも?!

『作業環境を整える』

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「長時間座っても疲れない椅子を新調」
「模様替えをして勤務スペースと住宅スペースを区切った」
「部屋の仕事場所をパーテーションでさらに囲み、より集中できる環境を作りました」
「空気清浄機を買った」
「気持ちの入れ替えとして、自宅内にワークスペースを用意し、疑似出社。
テレビをモニターとして利用」
「自宅内で勤務時間内に居るスペースを決める」

作業環境が整っていないことが在宅勤務の快適さに関わることは、これまでのコメントを見ていても明らか。環境づくりが快適な在宅勤務の第一歩なのかもしれません。

『仕事上でひと工夫する』

「わからなければすぐ通話を試みる」
「チャットのレスをなるべく早くする」
「普段より頻度も高くコミュニケーションする」
「ちょっとしたドキュメントでもGoogle Docs等の事後共有しやすいツールで作成する」
「タイムログを取るようにしています。何かをやる前にチェックインボタンを押して、自分がどこに時間をとっているのかを可視化することで反省することができる」
「タスク別にスケジュール管理を組み(休憩時間も)短時間で業務を行う
たまに立ち上がる。空気清浄機を買った」
「WEB会議が多いので、背景に生活感が出ないようにカメラの確度を調整している」
「Slackのリアクションを多用するようになった」
「細かく時間を決めて作業する」

仕事上の工夫については、コミュニケーションの速度や時間の管理についてコメントされている方が多かったです。特に在宅勤務だと相手の様子がわからなかったり、時間感覚が狂いやすかったりするので、ぜひ取り入れてみてください。

『運動不足を解消する』

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「在宅でもスタンディングデスクになるようにして、立って仕事しています」
「運動不足解消のため朝起きたらラジオ体操」
「運動不足を回避するために朝晩の散歩を欠かさず行い、気分の切り替えを行っている」
「意識的に散歩時間を作り、体を動かすようにしている」
「定期的に立って作業をすることにしています。立ち作業用のデスクがないので、洗濯機の上で作業することも…」
「朝は外を10分くらい散歩(もちろんマスクして)して出社気分になってから仕事を始めます。通勤時となるべく同じサイクルで仕事するようにしてます」

運動不足解消のために何かしらの対策をしている人も多いようです。外出しにくい情勢ですが、適度な運動はやはり欠かせませんよね。洗濯機の上での作業は色んな意味で心配ですが……。

『身だしなみを整える』

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「お客様とのテレビ会議があるときは、スーツを着るようにして、気持も切り替えるようにしています」
「出勤している時と同じように、きちんとメイクする。着替える」
「ジャケットを着て業務にあたっている」
「私服に着替える。ルームシューズを履く」
「気分を切り替えるため、出社時と同じ身支度をする。(髭を剃る等)」
「毎朝服をちゃんと着替える」

いつも通りの身だしなみをすることで、気持ちを仕事モードに切り替えるというコメントも。今、洋服はトップスがよく売れてボトムスの売り行きが落ちているようですが、上から下まできっちり身だしなみをするのも、在宅で仕事に集中するコツなのかもしれません。

『生活全般への工夫』

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「仕事に集中出来るように部屋の整理整頓を毎日行っている」
「水分補給をこまめにとる」
「日の当たりやすい場所で一定時間過ごす(外勤職のため、日に当たっていた方が健康になる体質だった)」
「部屋掃除の入念さに傾斜をかける。(カメラで映る範囲を特に丁寧に掃除)」
「窓も開けて換気をして空気が淀むのを避けています」
「いい香りのものを近くに置く」
「定期的に、飼っている猫と対話する」
「お花を飾ってテンションを上げる」
「退勤後3分以内にお風呂に入ると気分がいいです」

皆さん、在宅でいかに快適に過ごすか、いかに集中して仕事をするかということに関して試行錯誤に余念がありません。

「私もやってみようかな」というものがあれば、ぜひこれからの在宅勤務ライフに取り入れてみてはいかがでしょうか。


「あってよかった!」会社の制度・仕組み・ツール

ここからは在宅勤務するにあたって「あってよかった!」という制度や仕組み、ツールについてご紹介します。
突如非常態勢となり、緊急事態宣言後すぐさま在宅勤務体制が敷かれたオロの社員は何に「あってよかった!」と思っているのでしょうか?!

『Oron(オロン)』

「新卒同士で情報交換を行った際にオロンを送ってもらいとても嬉しい気持ちになったため」
「オロンはコミュニケーションのきっかけに役に立つと思います」
「オロンは非常にいいと思います」
「些細なことでも感謝されるとうれしくなるし、顔が見えない分こういったコミュニケーションが大事だと思う」

オロ社員なら定番のオロン。1日1回、1人に対してコメントと一緒にポイントを送れるグリーティングポイント制度です。詳しくはこちらの記事をご覧くださ。

『ツール』

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「Slack、ZOOMなどのコミュニケーションツールのおかげでリモートでも問題なく業務がこなせています」
「Gsute。推奨Web会議がmeetでよかったです。あたらしくWeb会議用にお客様も何かインストールする必要がないためです」
「Googleドライブ経由で経理証憑の提出ができること」
「VPNで通常と変わらずに仕事ができていること」
「Oron、SlackのTimes制度など業務以外のコミュニケーションツールがあってよかった」
「ZACの社外接続」
「ZACmobi(携帯で勤怠登録や休暇の申請がオフィスにいなくてもできる)」

チャットツールやWEB会議のツールを普段から利用しているオロ。スムーズに在宅勤務体制へ移行できたのは、これらのツールを社員全員が使いこなしているからですね。

ちなみにZACはオロの自社サービス。オロの平常時の仕事から緊急時の在宅勤務まで、仕事の基盤を支えてくれていると言っても過言ではありません。サービスに関する詳細はこちら。

『時間給制度』

「有休を1時間単位で使える点」
「時間休の制度。1時間単位で取得できるのが良い」

オロでは有給を1時間単位で取得できる制度があります。「在宅勤務だとわざわざ有給をとりにくい」と感じるところもありますが、1時間単位なら気軽にリフレッシュするために取得できますよね。
オロのそのほかの福利厚生については以下の記事をご参考ください。

『オロ』

「多少の事では揺らがない財政基盤(今回のような有事の為にも、これからさらに頑張ろうと思える)」
「そもそもリモートワークを早い時期から導入してもらって助かりました。マスクがどんどんなくなっていく恐怖から解放された」
「世の中には、セキュリティ的に在宅に切り替えられない企業も多くあるが、オロはISMSなど安心して仕事が出来る」
「在宅の判断したら、すぐに行動するところ。準備もバタバタしていたものの非常にスピーディーに進んでいました」
「ルールが決まっていない中でも緊急の事態に対応すべくルールや制度を柔軟に変えていくことができる会社の雰囲気」

オロそのものに対して寄せられたコメントも多数ありました。オロの財政基盤、しっかりとしたセキュリティ対策と両立している、スピード感があり柔軟な社風。「あってよかった!」とは少し主旨が違いますが、「オロにいてよかった」と感じる方も多かったようです。

いかがでしたでしょうか!「すごくわかる!」と共感できるコメントもあれば、「そんな風に思っている人もいるんだな」と意外に感じるコメントもあったかもしれません。

まだまだ在宅勤務が続く方々もいらっしゃると思いますが、オフィスでも自宅でも楽しく快適に働いて、充実した毎日を送りたいですね!

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