感想は箇条書きにすると伝えやすい
私は漫画・小説問わず、最高の同人誌や作品を読むと感想を伝えたくなる人間です。
Twitterやpixivなどの機能であればいいねやひとことコメントで気軽に「よかった」という気持ちを伝えることができますが、「よかった」以上に伝えたいことがたくさんある場合もあります。
しかし感想を文章で書くという行為は人によってはなかなかに難しいもので、そもそも文章を整えるということが苦手であったり、毎ページ「可愛い」と思う要素があった場合に感想がすべて「可愛かったです」で終わってしまうのではという心配もあったりもします。もちろん、それが間違っている感想の形であるという話ではありません。
けれどもその形になることを避けたいという方や、文章を書くのが苦手だという方におすすめしたいのが、箇条書きスタイルなのです。
箇条書き感想見本(1)
(見本では語尾を変えていますが、ここはすべて「可愛いです」でもいいと思います。実際に可愛いと思ったときは可愛いと言いたいので)
箇条書き感想見本(2)
(どの箇所か数字で示すと、XXの部分が~という説明が不要になります)
箇条書き感想見本(3)
(すべて「可愛いと思ったところ」であることを先に定義してしまう)
見本はあくまで見本であり、こういう書き方もあるという一例です。丁寧な言葉遣いであれば(元々くだけた言葉でやりとりをしている相手の場合はもちろんその限りではありません)感想の書き方に決まりはありません。書きやすい形で書くことが良いと思います。
また、感想を書くことや評価は、義務でするものではありません。
本当に素敵だと思ったときにはもう、いてもたってもいられなくなると思いますので、そのときは自分にできる手段で気持ちを伝えましょう。
(余談)
感想を書くことが苦手である方がいるのと同じように、いただいた感想への返信が苦手だという方もいます。私がまさにそのタイプで、いただいた感想はとても嬉しいけれどどう返したものかと数日悩んだり、返信しそびれたりしていました。
しかし箇条書き感想文を布教した創作仲間から箇条書き感想をいただいたとき、箇条書きひとつひとつに「私もそこが気に入っています」「そこは実はXXで」とひとことずつ添えたところ、返信文が簡単に構築できた上に楽しかったのです。
いただいた感想が文章形式であっても、嬉しかった文言をピックアップして箇条書きにすることで、箇条書き感想返信文を書くことができます。私と同じように感想への返信が苦手な方は、一度試してみるのもいいかもしれません。
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