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【覚醒】23年オリックス期待の若手選手(野手編)

今回は後編の野手編になります。

前編の投手編についても書いてみましので、そちらの方も是非ご覧下さい。


前編の方でも少し触れましたが、23年シーズンは打線の中心人物である吉田正尚選手が居なくなるので、今年は全員でその穴を埋める事が鍵になるでしょう。その穴を埋められる候補の若手野手についてご紹介していきます。


1.太田椋(21)

太田椋 内野手

【プロフィール】
18年ドラフト1位 右投げ右打ち
身長181cm体重84kg
ポジション:2B

【2軍成績】
62試合打率.306(219-67)5本塁打
33打点四死球29三振34
出塁率.386OPS.842

【評価】
オリックスファン期待のトッププロスペクト。その期待から今シーズンは高卒5年目の年になり本当に勝負の年。

2軍成績はかなり良化しており、打率3割越えをマーク。一方で1軍での打率は1割台と未だ好成績とは遠い結果となった。

個人的には昨季後半に昇格してから、打撃より守備とバントがかなり安定している事が目に留まりました。打撃で多少打てなくても守備などのミスが無ければ、ベンチも我慢して起用し続けやすいです。

今季は1軍で我慢強く起用し、「太田の覚醒無しなら優勝無し」という位個人的に期待しています。

日本シリーズで見せた活躍を今季見せてくれるのであれば覚醒の可能性は十分にあるでしょう。


2.来田涼斗(20)

来田涼斗 外野手

【プロフィール】
20年ドラフト3位 右投げ左打ち
身長180cm体重90kg
ポジション:RF/LF

【2軍成績】
105試合打率.243(378-92)7本塁打
33打点四死球20三振83
出塁率.280OPS.629

【評価】
高卒ルーキーで1軍初打席初球ホームランという史上初の偉業を達成した甲子園のスター。今季も2軍で打席を多く積み、7HRはチームトップの数字。強く振る事が多い反面、三振数が多い事も事実。

吉田正尚が不在の今季では来田に期待がかかる記事も何度か見ましたが、打撃もまだ少し時間がかかりそうですし、何より守備や走塁に課題が残っています。

同期の元や年下の池田、今季入団の杉澤らと共に2軍の外野で切磋琢磨し、少し先の未来でオリックスの最強外野陣を形成できる様に2軍で打席を積む事が最優先だと思います。


3.野口智哉(23)

野口智哉 内野手

【プロフィール】
21年ドラフト2位 右投げ左打ち
身長181cm体重86kg
ポジション:SS、CF

【2軍成績】
45試合打率.245(155-38)4本塁打
20打点四死球31三振49
出塁率.371OPS.758

【評価】
どのポジションもこなせる大卒UTルーキー。2軍でもある程度成績を残し1軍でも初HRを放ちました。

打撃はまだこれからだと思いますが、守備に関してはSSとCFを主に守り、内外野どこでも守れるUT性を既に併せ持っています。野口選手最大の特徴でしょう。

個人的にはSSでの守備の柔らかさ、そしてスローイングを「強く低く投げよう」という意識が見ていると伝わってきて、紅林選手に対抗できるSSになって欲しいと思っています。

打撃も本人が言うように1番タイプだと思います。三振もまだまだ多いですが、四球も多く出塁率が高いタイプです。長打力がまだ付いていませんが、フルスイングは貫いているのは野口せんに限らずオリックス若手野手陣に言えることです。後から長打力は付いてくると思っています。

1軍での打席数も155打席あり、若手の中では多い数字で、今季は更に1軍での打席を見てみたいです。


【まとめ】
前編と後編で投手/野手についてご紹介しましたが、いかがでしたでしたか。

勿論、野手もこの3選手だけでなく、元謙太(20)や池田陵真(19)、渡部遼人(23)など外野手を中心に期待の若手が多く居ますので、誰が台頭してくるか楽しみです。

個人的には今年のルーキー杉澤龍(22)と育成内野手の園部圭太(23)に注目していますので、皆さんも是非注目してみて下さい。

以上になります。
ご覧頂きありがとうございました。

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