iPhoneを急速充電する方法と必要なワット数
【2024年10月3日更新】iPhone 16シリーズの情報を追加しました。
ガジェットブロガーのおりすさるさんです😊
iPhoneを便利に使っていく上で、急速充電の活用は必須です!
iPhoneを急速充電する方法
iPhoneを急速充電するのに必要なワット数
iPhoneにおすすめの急速充電器
今回は上の3つについてご紹介します。
特に「iPhoneの充電が遅い」と感じている方や、「急速充電とは何なのかいまいちよく分からない」という方に参考にしていただける内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください👍
iPhoneを急速充電できる「USB PD」とは?
iPhone 8以降のモデルは、「USB Power Deliver(USB PD)」という急速充電規格に対応しています。
iPhoneの急速充電の正体は、まさにこのUSB PDです。
USB PDによる急速充電では、たった30分ほどの充電でiPhoneのバッテリー残量を最大50%も充電可能。短時間でサクッとiPhoneのバッテリー残量を回復させられます。
USB PDは、iPhone以外にもAndroidスマホやiPad、MacBook、その他のノートPC、ゲーム機、カメラなどたくさんのデバイスが対応しています。
必要なものについてはこの次にご紹介しますが、USB PDに対応する充電器を持っておけばさまざまな場面で活躍してくれます。
急速充電するのに必要なもの
iPhoneを急速充電するとき、以下の2つが必要です。
USB PDに対応するUSB-C充電器
USB-C to Cケーブル(iPhone 16/15シリーズの場合)、またはUSB-C to Lightningケーブル
1. USB PD対応のUSB-C充電器
まずひとつは「USB PDに対応するUSB-C充電器」ですね。
USB PDでは「USB-C(USB Type-C)」を使います。USB-Aとは異なる形状ですのでご注意ください。
USB-Cは、USB-Aよりも大きな電力を供給でき、また裏表なく挿せるメリットがあります。
基本的にUSB-Cポートを搭載する充電器ならUSB PDに対応すると考えて問題ないです。USB-CなのにUSB PDに対応しない充電器は見かけたことがありません。
2. USB-Cケーブル
そしてUSB-Cケーブルも必要です。
USB-Cが採用されているiPhone 16/15シリーズでは、ケーブルの両端がUSB-Cのもの、つまりUSB-C to Cケーブルを用意すればOKです。
もちろん、iPhone 16/15シリーズに付属されているUSB-C to Cケーブルを使っても問題ありません。
iPhone 14シリーズ以前のLightningが採用されているモデルをお使いの場合は、「USB-C to Lightningケーブル」を使用する必要があります。
こちらもiPhone付属のケーブルを使ってもいいですし、サードパーティ製でもMFi(Made for iPhone)認証済みのものなら純正ケーブルと同じようにiPhoneの急速充電に使えます。
急速充電に必要なワット数は?
iPhoneを急速充電するには、「20W以上」のUSB-C充電器を用意すればOKです。
ただし、モデルによって若干事情が異なるのでご紹介していきます。
iPhone 12シリーズ以降の場合
iPhone 12シリーズ以降をお使いの場合は、20W以上のUSB-C充電器を用意することで急速充電できます。
充電速度にこだわりたい場合は、30W以上のUSB-C充電器を選びましょう。
一部のiPhoneは、20W以上の急速充電に対応しています。30W以上のUSB-C充電器を使うことで20Wを越えるワット数で充電可能。
ただ実際の充電ワット数は20W前後に変わりないので、20W充電時と比較して劇的に高速になるわけではありません。
なお、「最大45Wの充電に対応する?」と言われていたiPhone 16シリーズでも、20W以上という認識で問題ありません。
なぜなら、20W充電時でも45W充電時でも充電速度がたいして変わらないから。
45W充電ではわずかに充電速度が向上するものの、ほとんど変わらないことが分かりました。「iPhone 16シリーズを最速で充電したい」ということでなけば、20〜30W程度の充電器で十分カバーできます。
iPhone 8〜11シリーズの場合
iPhone 8〜11シリーズの場合、「18W以上」のUSB-C充電器で急速充電できます。
ただ現在販売されているUSB-C充電器は20W以上に対応するものがほとんど。厳密に言うと「18W以上」でOKですが、「20W以上」という認識でも問題ありません。
ちなみにiPhone 8〜11シリーズ発売当時は、iPhoneとともに「Apple 5W USB電源アダプタ」が付属されていました。
小さく持ち運びには便利ですが、充電速度は5Wと激遅。18W以上のUSB-C充電器とUSB-C to Lightningケーブルを使うことで劇的に充電速度が向上するので、ぜひとも買い換えを検討してみてください。
対応ワット数は大は小を兼ねる
iPhoneを急速充電するなら20WのUSB-C充電器で事足りますが、別に65Wや100W、140Wに対応するUSB-C充電器を使っても問題ありません。
例えば、私はいつも最大65Wに対応するUSB-C充電器「オウルテック ウルトラスリムAC充電器」を持ち歩いています。
それはiPhoneのほかにMacBook Airも充電したいから。これひとつでそれら2台の急速充電をカバーできます。
USB-C充電器の対応ワット数は、大は小を兼ねます。
iPhone以外に充電したいデバイスがあるのなら、大きいほうのデバイスにあわせてUSB-C充電器を選びましょう。
ちなみに、iPhoneの場合、受け入れられる最大ワット数は20W〜30Wほど。100WのUSB-C充電器を使ったからといって充電速度が速くなるわけではありません。
iPhoneにおすすめの急速充電器
ここまで書いてきたことを踏まえて、iPhoneにおすすめのUSB-C充電器をご紹介しておきます。
まずこちらのUSB-C充電器。
UGREEN(ユーグリーン)はいわゆる中華ブランドなのですが、コスパの良さに定評のある人気ブランド。
最大20WのUSB-CポートでiPhoneを急速充電でき、折りたたみ式プラグ採用で持ち運びにも最適。価格も安く「もうこれでええやん」と言いたくなるUSB-C充電器です。
30W版もあり、充電速度にこだわりたい方はこっちですね。
ひとまわりサイズアップしますが、持ち運ぶ際のサイズ感としてはほとんど変わりません。
あと個人的に超お気に入りなのがこちら。
最大65Wに対応とiPhoneを充電するだけならオーバースペック。ですがMacBookやiPadなどの大きなデバイスもこれで充電できるほどのパワーがあります。
厚さはわずか1.25 cmでどこへでも収まってくれます。携帯性はピカイチですね。
ついでにおすすめのUSB-Cケーブルをご紹介しておくと、以下の製品が使いやすく気に入っています。
シリコン素材で絡みにくく、折りグセが付きにくいので持ち運びには最高のUSB-Cケーブル。
USB-C to Lightning版もあります。
まとめ:急速充電の活用は必須です
今回はiPhoneを急速充電する方法、そのときに必要なワット数について解説しました。
たった30分ほどの充電で最大50%も充電できる急速充電は、iPhoneユーザーなら活用必須の機能。ぜひ参考にしていただければと思います!
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