Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)をレビュー|スマホに直挿しできるコンパクトなモバイルバッテリー
ガジェットブロガーのおりすさるさんです😊
今回ご紹介する「Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)」は、ビルトインUSB-Cコネクタを搭載しスマホに直差しして充電できるモバイルバッテリー。
バッテリー容量は5000mAhとほどほどですが超コンパクトで超軽量、充電のケーブルを携帯する必要がないので省スペース化に一役買ってくれます。
スマホの充電がメインで「できるだけ負担なく持ち歩きたい」という方にぴったりでしょう。
詳しいレビューに入る前に、感じたメリットとデメリットについてまとめておきます。
👍メリット
ケーブルレスでスマホを充電できるビルトインUSB-Cコネクタを搭載。通常のUSB-Cポートもあり。
コンパクトで軽量、普段使いには最高のサイズ感。
最大22.5Wでスマホを急速充電できる。
5色のカラーバリエーション。
👎デメリット
スマホケースとの相性がある(5mmを越える厚さのあるケース、穴の幅が13mm未満のケースには未対応)。
スマホを1回フル充電できるできないかほどのバッテリー容量。
製品の仕様
Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)の仕様は以下のとおりです。
製品名: Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)
バッテリー容量:5000 mAh
搭載ポート:ビルトインUSB-C x 1、USB-C x 1
USB-C出力:最大22.5W(5V⎓3A / 9V⎓2.22A / 10V⎓2.25A)
USB-C入力:最大18W(5V⎓3A / 9V⎓2A)
パススルー充電:対応
サイズ: 約77 x 37 x 25 mm
重量:約102 g
パッケージ内容:本体、取扱説明書
カラー:ブラック、ホワイト、グレイッシュブルー、グリーン、パープル
価格:3,490円(税込)
本体にはビルトインUSB-CコネクタとUSB-Cポートの2つが搭載されており、どちらも出力が最大22.5W、入力が最大18Wと充電性能は同じです。
ただし最大22.5WとなるのはHuaweiデバイスのみ。一般的なUSB PDに対応するデバイスを充電する場合は「最大20W」となります。
普段使いには最高なサイズ感
Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)のサイズは約77 x 37 x 25 mm、重量は約102 gと超コンパクト&超軽量です。
毎日持ち歩くようなモバイルバッテリーは、小さければ小さいほど、軽ければ軽いほどいいと個人的には思っています。
大容量なモバイルバッテリーだと、最初こそ頑張って持ち運んでいても結局は負担に感じて持ち出す頻度が下がっていってしまうんですよね。
このサイズ感と重量なら、「使わないかもしれないけど念のため」という場面でも気軽に持って行けます。
サイズ感はMOTTERU 5000mAhモバイルバッテリーとほぼ同じ。
こちらもコンパクトでおすすめのモバイルバッテリーなのですが、ビルトインUSB-Cコネクタは搭載されていません。当然、充電ケーブルを一緒に持ち運ぶことになります。
5000mAhクラスのモバイルバッテリーではCIO SMARTCOBY SLIM 20Wも相当コンパクト。
こちらもサイズ感としては大差ない感じですが、同様に充電時は充電ケーブルが必要になります。
5000mAhクラスのモバイルバッテリーはコンパクトで軽量なものが多いものの、ケーブルレスで充電できるAnker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)なら、充電ケーブルぶんも省スペース化でき、よりコンパクトに持ち運べます。
ビルトインUSB-Cコネクタで直挿し充電
ビルトインUSB-Cコネクタは折りたたみ式になっていて、使うときは指で引き起こします。
コネクタを引き起こして、あとはスマホに挿すだけですね。
AndroidスマホはほぼすべてUSB-Cですし、iPhoneもiPhone 15シリーズでやっとUSB-Cになりました。このように充電ケーブルなしで充電できるのは便利です。
出力は最大20Wとパワフル。ほぼすべてのスマホを十分な速度で充電できます。
ビルトインUSB-Cコネクタは出力だけで入力にも対応。このようにUSB-C充電器に直挿しすることでケーブルなしで本体を充電可能です。
ビルトインUSB-Cコネクタの注意点としては、スマホケースとの相性があることですね。
Apple純正ケースだと問題ありませんでしたが、厚手のスマホケースだと干渉してしまうことがあるようなのでご注意ください。
別にUSB-Cポートも搭載
Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)には、ビルトインUSB-Cコネクタとは別にUSB-Cポートも搭載されています。
LightingのiPhone 14シリーズ以前をお持ちの方でも、こっちを使えば充電可能です。
USB-Cで充電できるデバイスはビルトインUSB-Cコネクタで充電、そうでなければこっちのUSB-Cポートで充電、と使い分けることになりますね。
個人的にはあまり使うことはないのですが、一応「パススルー充電」にも対応しています。パススルー充電時は最大15Wでの出力となります。
あまり使うことはないというのは、そこにUSB-C充電器があるのなら、それでモバイルバッテリー本体、あるいはスマホを直接接続して充電してしまったほうが速いから。
それにバッテリーへの負担を考えると、できればパススルー充電は使用したくない、と思っています。
スマホには十分な5000mAhバッテリー
バッテリー容量が5000mAhと聞くと「ちょっと少なくない?」と感じる方もいるかと思います。
確かに5000mAhだと、スマホを1回フル充電できるかできないかくらい。使い方によってはさらに大容量のモバイルバッテリーを選んだほうがいいこともあります。
ですが、「スマホのバッテリーを1日もたせる」という目的なら5000mAhで十分です。
Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)でiPhone 15 Proを充電してみると、バッテリー残量が7% → 90%までアップしました。
iPhone 15 Proの場合はフル充電できなかったものの、1日もたせるだけなら十分ですよね。
バッテリー容量が少なめなぶん、超コンパクトで超軽量なわけです。そのサイズ感に魅力を感じるなら、5000mAhクラスのモバイルバッテリーが十分選択肢に入ってきます!
レビューまとめ
今回ご紹介したAnker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)は、USB-Cで充電できるスマホを持っていて、毎日持ち歩く普段使い用のモバイルバッテリーをお探しの方におすすめです。
ケーブルなしで充電できるのはやはり便利!通常はモバイルバッテリーがあっても充電ケーブルがないと充電できないですからね。これならひとつで完結します。
あとは持ち運びしやすいコンパクト&軽量なサイズ感。常にバッグに入れておいても気にならないレベルなので、念のため用のモバイルバッテリーとしてもいいでしょう。
ちなみに同じタイプでLightning版もあります。
ただしこちらは急速充電未対応。いまどき急速充電に対応しないモバイルバッテリーのほうが少ないくらい。
急速充電未対応で側面のUSB-Cポートが入力のみということを考えると微妙かな、と個人的には思っています。
iPhone向けのモバイルバッテリーは以下の記事でまとめていますので、興味のある方はぜひあわせてチェックしてみてください!
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