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(心)悩みを解決に導く“スタンス”

《ゼロから始めるカウンセラーの聴く技術》

あまり大きな声では言えませんが、

ぼくが今まで見て来た

「看護師」さんや

「カウンセラー/コーチ
セラピスト/コンサル」
さんで、

次のような状態に陥っている人が

一定数、います。


どのような状態かと言うと


えと、言葉を選ばず言うと


患者さんより
相談者さんより

「私の方が偉い」



という状態の人たちです。


んー、このような状態の人が
いるんだよと知ったとき、

だいたいの方が思うことは


「それは良くない!!」

「そんな人、ひどい!!」

「そんな人もいるんだ...」


という気持ちだと思います。


まぁ、その


「私の方が偉い状態」

を、良いか、悪いかで言うなら

悪いとは思うのですが

でもね


そのような状態に陥るのが、


「自分とは関係がないこと?」


とよぉーく考えた時、

自分の過去も遡って
考えてみたとき、

案外、自分自身にも心当たりが
あったりして。

「私の方が偉い状態」は以外と...
他ならぬ自分自身も
比較的容易に陥るものなんですよ。


注意すべきは

「立場」です。


医療者だから、病気のひとを
「看護してあげる

カウンセラーだから、
悩める人を「癒してあげる

コーチだから、
迷っている人を「導いてあげる

コンサルだから、
独立したい人に良い方法を
「教えてあげる


何らかの状態で、困っている人を
サポートする立場の人は、容易に
この「〜してあげる」気持ちに
なります。

そして「〜してあげる」気持ちは

無意識に

「私の方が偉い」


という気持ちを連れて来ます。


グリコのおまけぐらい
密着してません?古い(ᵔᗜᵔ*)?


いやいや!!そんな事はない!
私だったら、絶対にそんな風に思わない!

と言う方は、とても素敵な人だと
思います。ぜひ、そのままで。


ただ、例えば、その人がそうでも

周りの人たち(あなたの仲間)が
「私の方が偉い」状態の
ひと達だったとき。

そして、仲間たちが下に見ている
人が1人でもいたとき。

これまた

自分でも驚くほどに、

自分も仲間達に溶け込んでしまって
いたりするものです。

「集団」の恐ろしさですね。


誤解を怖れずいうと、ぼくも以前は
「日中、がっつり看護の現場」という
集団に密接だったので

自分は染まらないぞ!と思っていたのに

「私の方が偉い状態」の医師、看護師に
溶け込んでいました。

でも今は、心理を学んでる事、そして

集団から少し離れられる「夜勤のみ」
という、勤務人数が少ない勤務体制を

自ら選択しているので、

自分を保つ事ができていると思います。


このような心の動きは、

決して「特別なこと」ではなく

誰もが持つ「人間心理。」

誰もが陥る心理状態。



陥ることは自然なことなのですが

だからこそ、自分自身をしっかりと

保つ事はとても大事です。


今日のブログのタイトルの、

『悩みを解決に導く“スタンス”』
ですが

「私の方が偉い」というスタンスだと


お相手の悩みを解決したり、
お相手を癒すことは

ほぼ、できなくなります。



なぜなら、そこに

信頼関係


が生まれないから。


「私の方が偉い」状態の人は

気をつけていても、態度に出ます(笑)


だから当然、お相手は「それ」を
感じ取る。


「あ、この人私より自分の方が
上だと思ってるな」


とお相手が思ったとき、

お相手の中に「反発心」「不安」
「恐怖」「不公平」の気持ちが
芽生えます。

(個人的にはぼく、自己開示しない
偉そうなコンサルさん、あるいは
計算して自己開示している
コンサルさんなど
バリバリ最強に反発心が芽生え
ぜったい信頼しませんですw)


そのような気持ちが土台に
ある人は、無意識に

さまざま方法で、

「本音を隠す」ようになります。


それってカウンセリング的には、
難易度めちゃアップですよ(笑)

あと単純に、
会いたくなくなりますよね。


仮に、カウンセラーが
上から目線の場合でも

相談者さんが

「なるほどぉ!!
さすがカウンセラーさん!!
長年のトラウマが解消されました!!」


となった場合、それは



服従心から来る
洗脳状態かもしれません。



カウンセラーが、ドヤ姿勢で
面談を進ませ、相談者さんが
「はい!わかりました!」となり
終了になった結末は


本当の意味で、相談者さんの
心の強さが育まれたのかな?

とぼくは疑問に思います。



人と人との間に

「信頼関係」が芽生える

関係性をご存知ですか?

それは、ほとんど絶対的で

唯一の関係性。


その人間関係こそが





「対等」





です。


自分と、相手の間にある

パワーバランスという
綱引きが、

どちらかに優勢に
なりすぎていない状態です。

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「対等」は、同じくらいの回数
引いたり、引かれたり。

助けたり、助けられたりして

トータルで、
ほぼ均衡を保っている状態が
理想的です。


お相手が弱っているとき、
パワーバランスの綱引きは
カウンセラー側が引いちゃっても
いいんです。「一時的には」
(↑偉そうにしちゃダメだけどねw!)


でも、ときにはカウンセラーが
弱いところや、かっこ悪いところを
素直に開示して、相談者さんの方に
パワーバランスの綱を引っ張られる。

そんな場面があっても良いんです。

ええ、仕事中であってもです。


あと、カウンセラーは
目の前の弱ってる人を、

心で尊敬をすること。

この姿勢が死ぬほど大事です•̀.̫•́✧



弱っている人って、

ぼくは勇者だと思いますもん。


悩み、苦しみ、
自分に向かい合っているんですよ。
逃げようと思えばそれもできるのに。

そんなん

めちゃ勇敢でカッコ良い
生き様じゃないですか。


相談者さんって、実はみな
自分と向き合える、
心が強いひとなんですよ。


そんな勇者の姿を持つ人には
心から、力になりたいと思います。


さまざまな考え方を持って、

「対等」を意識することが、
できるかできないかで、

ほとんど、カウンセリングの成否が
決まるといっても過言ではないです。


人は、みな弱い生き物だから

どれだけすごい人でも、

どれだけの人格者でも、

やらかすときはやらかすからw



パワーバランスを間違って

引っぱり過ぎちゃうこともある。


だけどね


「それでも、私は」と心に思い

お相手を決して下に見ることなく

時にひっぱられることを自分に許し、
常にお相手を尊敬する。


「対等」を心がける。



それが、必須の

悩みを解決に導く“スタンス”

なんですよ(๑•̀ㅂ•́)و✧

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忘れたくないですね。


その時、その時、立場は違えど

ぼくらは同じ

人間同士なのだと言うことを。


ちょうど良く、「お互い引き合う」のが

「惹かれ合う」ということ。

そこから生まれるのが、

お互いの人間性への
「尊敬」に繋がると思いませんか。




以上、よしでした٩(ˊᗜˋ*)و!

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