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「中田敦彦新プロジェクト始動」を観て
この記事は3分で読めます。
芸人でありYouTuberであるオリエンタルラジオの中田敦彦さんが、新プロジェクトを開始しました。
プロジェクトの内容は、アパレル業界を救うサステナブルブランドの立ち上げについてです。
中田敦彦オンラインサロン #PROGRESS に私は所属しているので、アパレルブランドを立ち上げる事は知っていましたが、詳しい内容までは知らず、今回の動画で全貌を知りました笑
なぜ、芸人YouTuberがアパレルブランドを立ち上げるのか?
そこについて説明しています。
アパレル業界の現状として、ユニクロなどの大企業はベトナムやバングラディッシュで大量生産をしています。大量生産することにコストを抑えて、良いものを安く売ることができるようになりました。
しかしここには問題があります。
1つ目は大量廃棄問題です。
全てを売りさばければ良いですが、そんな簡単にはいきません。
2つ目は労働環境問題。
劣悪な環境で働くことで人権問題に発展しています。
3つ目は日本の町工場の衰退。
全て国外で生産しているため、日本企業が受注できず、倒産する事態が怒っています。
これらを解決するために、中田敦彦が立ち上がりました。
どのようにやるか?
①品質・人権
制作過程を全て公開する。誰が作っているかを明らかにする。
スーパーで売られている野菜で農家の顔が見えることで信頼しますよね、それと同じです。
②品質・価格
減価率を公開すること。一般的なアパレルブランドの原価率は15%、それに対し65%にする。高品質低価格の商品を届けるためだ。
③廃棄・持続
完全受注生産にすることで、廃棄ロスが可能になる。
はっきり言って、これでは利益が全く出ない。しかしそれはわかっている。
彼は利益を出すためではなく、「泣く人を減らす、社会貢献をしている」のだと。仕事をベトナムやバングラディッシュに奪われたとはいえ、技術力では上をいく日本の町工場での雇用を創出し、地球環境に優しいサステナブルな商品を開発し、その全てを顧客に還元する。
通常の企業だと利益を出さないと次の製品が作れないが、彼はこれが本業ではない。社会貢献でやっていることなので、利益を出す必要がないのだ。
そのプロジェクト名は
商品のラインナップは現在コートやニットなど6点しかないが、大量生産ではないため、徐々に増やしていく算段であろう。
私もこのプロジェクトに大変共感した一人だ。
環境問題は待ったなしで進行している。地球温暖化は人災だとの見解が発表されたのはつい最近のこと。
中田さんに利益がないと書いたが、このプロジェクトに感銘を受けた方がプロジェクトに参加したり、オンラインサロン #PROGRESS に入会することで彼にも配分があるだろう。そこで出た利益を再びカール・フォン・リンネに還元というプラスのスパイラルが生まれることになる。
是非一度ご覧になっていただきたい、このプロジェクトの内容、そして見据える先を。
読んでくれてありがとうございます。
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