永遠のバンディエラ中村憲剛

2020年11月1日。

川崎フロンターレの背番号14、中村憲剛の引退が発表された。

川崎フロンターレ一筋17年、フロンターレの象徴がスパイクを脱ぐ。


2008年夏、ふらりと出かけた等々力で、私は虜になった。

その中心には左腕にキャプテンマークを巻く彼の姿が常にあった。

2008年、2009年最終節まで優勝の可能性を残しながらの2位。

その後は少し優勝争いから遠ざかるが、2013年最終節での逆転3位でACL出場圏獲得。

その後もなかなかタイトルに届かないものの2017年に初タイトルとなるリーグ制覇、2018年のリーグ連覇、2019年のルヴァン初制覇。

フロンターレの歴史は中村憲剛の歴史である。

フロンターレサポーター歴12年の私ですが、その当時から今も現役でいる選手はただ一人。

同い年ということもあり、自然と彼を好きになっていた。

2010年ワールドカップ南アフリカ大会、メンバーに選ばれながらグループステージは出場無し。

岡田監督を恨んだ。

しかし決勝トーナメント1回戦のパラグアイ戦、後半途中から出番が訪れた。すごく興奮したのを覚えている。

2014年のワールドカップ落選。

この光景は未だに忘れない。

日本代表でも歴史に残る選手にまで成長した偉大なる俺たちのバンディエラ。

フロンターレでの残り試合は天皇杯含めて残り11試合。

彼の最後の雄姿を絶対見届ける。

ありがとうケンゴ。

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