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起業してからサラリーマンを辞めたを振り返る#1

サラリーマンを二十年もやっていると、その会社での出世の限界と努力の量が見えてきて
よい意味では安定、悪い意味では将来の退屈が近い将来にやってくることが解っちゃう。

人によって受けとめ方が違うと思うんだけど、僕の場合は酷くがっかりしてしまいました。
まだきてない将来に希望も夢も持てないことはしんどかったな

家族もいるのに会社に行けなくて、病院にいったりして休職してました。
眠れないので深夜3時頃から散歩したり、なんだかそのころの記憶もあいまいです。

僕はIT業界でプロジェクトマネージャーをしていたのですが、
同僚が起業して少しずつうまく行き始めている過程をみて
スゴく羨ましく感じていました。

そのうらやましさと、現実のギャップで苦しんでいたのだと思います。

そんなとき、田舎で小さな工場を経営していた父が後継者がいないとかで
引退すると知らせてきました。

話を聞いてみると後継者候補がいたらしいのですが、従業員から嫌われていて
断念したそうです。
そして従業員から息子さんは何をしているのですか?という質問もあったとのことでした。
経営は非常に厳しくて従業員はパートのみの10人程度で、月の売上も100万ちょっと、今となってはとてもやっていけそうにないと思うのですが、その時の私としては、有りかなと思ってしまいました。

それは前向きな選択だと自分を騙していたのでしょうねえ

つづく

サラリーマンを辞めてから家業を継いで
複数の会社を経営している現在までと
事業投資について書いていこうと思います。

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