何度も乗り越えてきたから今がある
みなさんこんにちは。
今日はいつものようなデータや論理的な文章ではなく、自分の気持ちをひたすら垂れ流す内容になりますが暫しお付き合いを。
もはや説明する必要もないと思いますが、昨日9月5日にオリックスの主砲こと吉田正尚が出場選手登録を抹消され、スポーツ報知では復帰まで1ヶ月はかかると報じられました。
昨年一昨年の2年連続最下位から一転し、6月より首位をキープしてきたオリックスでしたが一気に暗雲が立ち込めました。
もちろんこんな中でオリックスは勝てる!大丈夫!と心の中で何回唱えても、吉田正尚選手の長期離脱はここ3年でも初めてという前代未聞の緊急事態。どうすれば良いのか、このままシーズンを最後まで戦えるのか不安で仕方がないのが率直な思いです。
しかし今年のオリックスはこれまでに何度も逆境に打ち勝ち、その度にチームとして成長をしてきた、というのも揺るぎない事実だと私は思います。
思い出してみてください、3月上旬に安達了一選手が新型コロナウイルスに感染し開幕に間に合わず、開幕のショートは19歳の紅林選手が守るという緊急事態からシーズンが始まり、開幕直後は低打率の選手がスタメンに並ぶ例年通りの貧打でした。ですが紅林選手は攻守ともに大きな成長を見せ、今は育成としての起用ではなく、ちゃんとした戦力としての起用に変わってると言っても言えるでしょう。打線も福田選手の復調、宗選手杉本選手の覚醒もあってリーグ屈指の上位打線「福宗正杉」が完成、その後には勝負強いT-岡田選手やバランサーの安達選手らで打線を構築し、試合終盤には無類の勝負強さを誇る代打の切り札としてジョーンズ選手が控えるという、課題とされてきた攻撃面でこの上ない成長を見せました。
新たな顔ぶれの台頭だけでなく、幾度となく沈みかけたチームを救ってきたのはこれまでもチームを支えてきた山本由伸投手や吉田正尚選手でした。自身3連敗で迎えた5/28のヤクルト戦、山本投手は7回2失点の好投で4勝目を手繰り寄せ、そこから現在に至るまで9連勝を記録しています。その2日後の30日の同カードにはリリーフが逆転され迎えた8回裏、1点差に迫った中のチャンスで吉田選手が逆転の一打を放ったことでチームは勝利、その前の週から負けが込みどん底に陥りかけていたチームを救う一打になっただけでなく、その後もオリックスが終盤に勝負強さを見せるきっかけにもなった、文字通りオリックスを象徴する一打になったと言えるでしょう。
また7月上旬、楽天との首位攻防戦で2敗1分、その週末のホークスとのカードでは負け越しと息を切らしていた中、次の日ハム戦でルーキーの来田涼斗選手がプロ初打席初ホームランを打ち前半戦を首位で折り返せたように。また安定感のあるピッチングでチームに流れを呼び込みここまで11勝1敗と大ブレイクを果たした宮城大弥投手らを見ても、若い力もオリックスの逆境を跳ね返してきました。
それに6月下旬からチームの柱である山岡泰輔投手を故障で欠きながら、残りの選手でここまでなんとか持ち堪えてきました。復帰がいつになるか、先発かリリーフかは未定ですが、彼の復帰はとても大きい戦力ですし、他にも故障離脱中のT-岡田選手、吉田選手らが揃う今後こそが逆襲の時で、今を耐えればきっと今までよりも明るい未来があるはずです。
ここまで書き殴ってきたように、今年は何度も失速してもおかしくなかった、そう思うような出来事が何度もありました。しかしその度にチームは一丸となって乗り越え、成長を見せてくれました。
だからこそ、吉田選手の離脱という前代未聞の大ピンチも今年のオリックスなら乗り越えてくれる。私はそう信じて最後までオリックスを応援していきたいというだけの投稿でした。
いつにも増して拙い文章でしたが、最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
シーズンが終わって笑顔になれる結果を願って、これからもオリックスを応援していきましょう。
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