見出し画像

10代のころの憧れ

ちゃんとした紅茶を入れてティータイムを楽しむ、というのは今思うと10代のころのちょっとした憧れでした。
そのころ、私が読んでいたマンガ雑誌に、めるへんめーかーというマンガ家さんが作品を載せてらしたのですが、その方の描かれる紅茶のある風景というか、世界観が、田舎の10代の女の子にはとても素敵に思えたのです。

そもそも、その当時は葉っぱの紅茶自体、売っている所の見当もつきませんでした。
今みたいに、スーパーでフツーに売っている環境ではなかったんです。
そして、めるへんめーかーさんが描かれるような素敵なカップやポットもうちにはなく、午後のお茶の時間とか、お茶と共にそこに並ぶお菓子とか、そういうものを見ながら、溜息をついたりしていたものでした。

20代のころ、ほんのしばらくだけ大阪に近い別の都市で働いたことがありますが、そのころに初めて、紅茶の葉を量り売りしているお店に行ったように思います。
もっとも、そのころには私はすっかりコーヒー党になっていたので、茶葉を買うことはなかったのですが……(;^ω^)

コーヒー党である今でも、やっぱり紅茶にはなんとはない憧れみたいなものがあって、紅茶専門の喫茶店なんかに入ると、なんだかすごくテンションが上がってしまうのでした。

noteアカウントがなくてもできますので、気が向きましたらご支援よろしくお願いします! いただいたサポートは、活動のために使わせていただきます!