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私のイラスト素材の作り方

すっかり冬本番となった感じで、毎日寒いですね。
さて本日は、私がどうやってイラスト素材を作っているのか、その作り方について書いてみたいと思います。

私の素材の作り方は、アナログ風に言えば、切った紙を重ねて絵を作っている感じです。
作成中を録画したタイムラプスなど見てもらうと、わかりやすいかもしれません。

手順としては――
1)デザインを決める。
2)中心になるパーツを作る。
3)最初に決めたデザインを参考に、背景などを作る。
4)全体ができたら、光や影を乗せる。
5)グラデーションマップで色や雰囲気を整える。
だいたい、こんな感じです。

デザインは、スケッチブックにボールペンで、ざっくり描きます。
この時に、全体のサイズや枚数、どんなパーツがどれだけ必要かも決めます。
そのあとまず、中心になるパーツを作ります。
最近作った『背景素材【冬の花】』の場合は、テーマとなる冬の花たちを五つ、描きました。
花の場合は、普通に下書き→線画→彩色といった過程で描きました。
ものによっては、図形で形を作ったり色塗りまでやってしまって、そのあと影をつけたりテクスチャをつけたりする場合もあります。
これらのパーツは背景透過のPNG形式で書き出しておきます。

パーツが全部できたら、素材のサイズのキャンバスを作って、そこにまずパーツを貼り付けます。
最初に描いたデザインを参考に位置と大きさを決めて貼り付け、あとは一番下になる背景から順番に作って行きます。
背景は水彩系のブラシで塗る場合が多いです。
あとは、もとから入っているものや、CLIP STUDIO ASSETSからダウンロードして来たデコレーションブラシを使って、いろいろ飾りつけます。

全体が出来上がったら、あとは上から影とか光を適宜描いて、最後にグラデーションマップをかけて、色味を整えます。
グラデーションマップは使わない時もありますが……販売用の素材の場合、一つの種類に6色ぐらいはカラーバリエーションを作るので、その時にはたいていグラデーションマップのお世話になります。

以上、簡単ながら、私のイラスト素材の作り方でした。
これより下は、メンバーシップ専用記事となります。
素材の描き方に関する、雑談のようなものですが、興味ありましたら、メンバーシップにご参加の上、お読みください。

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