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『本好きの下剋上』を読み終えて。

アニメを見てすっかりはまってしまった『本好きの下剋上』(なろう版)を読み終えました。
詳しい感想は、ブログの方に書きましたので、そちらを見ていただくとして。

なんか本当に久しぶりに読書にどっぷりはまってひたすら読みふけった期間だったなあ……って、ふり返ると思います。
いや、昔はそれが当たり前だったんですけれど。
いつからだろう……あんまり本を読まなくなったのは。
昔は、どこに行くにもかならず本を持参して、時間があれば読みふけっていたものなんですけれど。
まあ、加齢と共に老眼とか出て来て、文字を読むこと自体が辛くなったり、集中力が続かなくなったり……といったこともあって、読書に割く時間が減って行ったってこともあったのかもしれませんが。

それはともかく。
昨日、原作小説を読み終えて初めてアニメの方を見たわけです。
現在は第二部『神殿の巫女見習い』が放送されてまして、昨日見たのはその6話目。ルッツが家出して、話し合いのために両親が神殿に呼ばれるお話でした。
最後の方の、神殿を出て行くルッツたち一家を見送る神官長の表情に、なんか改めて「おお!」と思っちゃったのですよ。
たぶんこれ、原作を最後まで読んでなかったら、気づかないか気づいても「?」だったかもしれません。
あと、そのあとのうれし泣きするマインとのシーンも、微笑ましく感じつつも、脳内の私は怪しい踊りを踊ってました(爆)。
で、見終わって思ったのです。
「そうか。原作を知っていると、こういう楽しみもあるのね」と。

考えてみれば、ゲーム『ニーアオートマタ』でも、前作を知らずに実況を見ていたころよりも、たとえ実況ででも前作の内容を知ってから自分でプレイしたあとの方が、ぐっと楽しい部分は増えました。
更に、『ヨルハ』の舞台を見て、オートマタをプレイしたりその内容を思い返したりすると、もっと楽しいわけですよ。
『本好き~』も、それと同じなんだなあ……と改めて思いました。

それと、こうやってアニメを見てはまっても、物語が完結していて作者さんが生きているお話っていうのは、いいなあ……なんてことも思ったり。
いや、なんとなく小説というと、ついつい『グイン・サーガ』と比べてしまうのですが……あれは、たとえばアニメを見て原作読みたいなと思ったとしても、かなりハードルが高いじゃないですか。
だって、原作が130巻以上あって完結してない上に、作者さんは亡くなっていて131巻からは違う人たちが書いていて、キャラクターたちも別人みたいになってて……(^^;
オートマタでもそうですが、完結しているしていないに関わらず、作者さんが生きていれば、公式がいろんな意味で燃料を投下してくれるので、そこもファンとしてはうれしいところです。
同人……というか、ファンアート? もそれだけ活発になりますしね。

ともあれ、これからもまだしばらくは『本好き~』に萌え続けて行きそうな私なのでした。

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