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織原然・note解説・vol.1、2     ― 「貨幣の信用」と「貨幣の価値」1~6の<タクラミさん>のまとめ ―

現在、不定期にタクラミさん、と一緒に私の書いたnoteの解説をツイッターのスペースで行っております。

ゆっくりとしたペースですが、それは編集して私のYouTubeチャンネルにもラジオ動画としてアップしております。
(現在「貨幣の信用」と「貨幣の価値」3まで)

いつも拙い解説ですが、そんな解説と私の記述した記事から、タクラミさんはここまで読み取ってくださいました。
ありがとうございます。

下記はタクラミさんが執筆してくださった「まとめ」となります。


#「貨幣の信用」と「貨幣の価値」1

日本円の価値が下がると「日本円の信用(信認)が下がった」などと表現するが、これは間違い。
なぜなら、この場合 日本円の価値が下がったということを「信用」しているから。
信用がなければ、価値の上下を認められない。
そして、この信用というものは 当たり前の事過ぎて、普段は考えもしない空気のようなもの。
だけど、ものすごく重要。


#「貨幣の信用」と「貨幣の価値」2

「貨幣の信用>貨幣の価値」
↑これがめちゃくちゃ重要。
信用出来ない人が 「これには100万の価値がある」と言っても信用はされない。


#「貨幣の信用」と「貨幣の価値」3

「金本位制の貨幣の信用の仕組みはどうなっていたのか?」↓
この時代は 「政府が貨幣と金の交換を保証していた」 貨幣と金の交換が絶対に行われるという保証があったから、貨幣の信用は成立していた。
つまり、貨幣の信用という概念は普遍的に存在はしていた。


#「貨幣の信用」と「貨幣の価値」4

金本位制の「信用」というのは 交換が絶対的な前提としてあったので成立していたが その交換が「停止」された場合 その信用はいとも簡単に崩壊する。


#「貨幣の信用」と「貨幣の価値」5

金本位制の時代の交換というのは 「価値を交換」していた。
金に価値があったのでそれが成立していた。

しかし、今は金本位制 「ではない」 今はこれに変わって貨幣の信用は 「租税貨幣論」で説明されるが 織原然はこれを不完全だと指摘する。


#「貨幣の信用」と「貨幣の価値」6

「租税貨幣論」とは↓
「徴税が貨幣を成立させる」という理論。
⑴政府支出→
⑵徴税→
⑶納税の義務を果たすために政府が発行した貨幣が欲しい→
⑷労働で貨幣を得る。
↑この⑴~⑷が租税貨幣論で言われるところの「信用」の根拠
となっている。 しかし 織原然はこれではちょっと足りないと考える。

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