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マガジン「経済学論考」

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経済学について考える際に発生する周辺論考について書きます
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記事一覧

道徳は元来動的である―倫理と道徳3― 経済学論考 8

■以前記述した道徳の解説 以前書いた記事における、私の理解は下記の通りです。 前回書い…

倫理は元来静的である―倫理と道徳2― 経済学論考 7

■倫理と道徳はこのような図解での関係なのではないか? 閃いた想念のまま、下記の図解を作っ…

積極財政を主張するなら、夫婦別姓は選択的だろうと絶対に反対すべきである― 経済学…

■経済とは保守思想からしか生まれない 常々、「保守思想でなくては経済を語れない」と言って…

国債の運用と創造 経済学論考 5

■一般理解の時点で間違えている とあるサイトで上記のように書かれていたのですが、これは…

「議論」に勝つ方法 経済学論考 4

■「議」とは「言」により「義」を見出すための論である 「義」とは辞書では「条理。正しい…

「倫理と道徳」という「思想の無い経済学」の恐怖 経済学論考 3

■本能への反逆 本来、事物には優劣はありません。 優先順位を付けるのは差をつけることであ…

経済学の前に「倫理と道徳」 経済学論考 2

アダム・スミスは元来、経済学者ではなく哲学者であり、国富論の前に出版されていたのは「道徳感情論」という倫理哲学書だというのは意外と知られていません。 そう、経済学には前提として「倫理学」が必要になるのです。 さて、この倫理と似た言葉で「道徳」という言葉があります。 皆さん、倫理と道徳の違いをご存じですか? 私も良く分かってはいません。実は何度も興味を持って調べるのですが、いつの間にか頭から抜け落ちるのですよね。倫理と道徳が似ているからなのでしょうか? そう、倫理と道徳は似て

存在を無視すると起こる弊害 経済学論考 1

この間、面白い現象に気づきました。ある理論を無視をすると、寧ろその無視をした論が際立ち、…