キーボードを作ってみる その2
前回(https://note.com/origistan/n/nd2fc2965b832)の続き
今回はケースについてになると思います。
何もしてないのにキーボードが壊れました
不慮の事故により普段使っているキーボード(FKB8769)が壊れてしまった。まったくこれだからメンブレンは……。今は持ってた青軸キーボードを使っているのだが、存外悪くない。なのでキーボードを作るモチベーションが上がったようでまるで上がってないのだが、作ろうとする姿勢は見せますよ。
基板が到着
発注していた基板が無事に到着してからもう一ヶ月くらいたった。白い基板にうっすらと見える配線が実に情欲をそそられる。シルクが部品の外形と番号しかないので質素だが、ロゴとか作る絵心がないのでしょうがない。これで足りない部品は
キースイッチx64、2足スイッチ、ダイオードx64、ネジとか(?)、ケース
のみになった。というか基板とアナログパッド以外全部足りていない。ケースに至っては設計すらしていないというふざけたライブ感である。
アクリル板の設計
自作キーボードのケースは大体アクリル板を加工して基板を挟む形になっているのだが、自分もそれを踏襲しようと思う。立体的なケースを自分で設計することは不可能であるが、平面的なアクリル板の加工ならば図を書くことくらいは可能であるし、加工してくれる業者も多い。
図面を起こすのはkicadで設計ができていれば半ば終わったようなものだ。アクリル板の図面に描くのは
(上のアクリル板)
基板にビス止めするための穴
ダイオードとマイコンボードのスペース
キースイッチをマウントする穴
(下のアクリル板)
基板にビス止めするための穴
くらいで十分だと思う。一番めんどくさいキースイッチのマウント穴をキースイッチのフットプリントに書いておけば、あとは適当なレイヤーで適当に図面をいじって出力すれば完成だ!
どこにどのパーツがあるか基板を見ずに当ててみよう
今回はここまで
というわけで上面のアクリル板だけ図面をつくって、すでに見積もりをとってある。この記事には書いてないけどダイオードをいっぱい買ったり、タクトスイッチを買った(と思ったら表面実装だった)り着々と進んでいる。
とりあえずこのキーボードは上面のアクリル板にキースイッチをマウントできるか、基板がちゃんと動くかを確認して、次のリビジョンに進みたい。リビジョン2では
キー配置の修正
シルクにおしゃれな絵(?)を描く
全体的にスマートな形にする
ことを目標にしている。実現できるかは自分の絵心と根性次第です。
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