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時事に勝る物なし

こんにちは、山田です。

1週間前にとても残念な事件が起きましたね。
安倍元総理が凶弾に倒れ、お亡くなりになりました。

突然の出来事で、まさかと思う気持ちもありましたが、
今は心からご冥福をお祈りするばかりです。

僕自身、LINEニュースの速報で事件を知りました。
多分事件が起きて10分もたっていなかったと思います。

あの時、
皆さんはどのように安部元総理の事件を知りましたか?

今回はそのあたりに焦点を置いてブログを書きます。

【時事に勝るものはない】

あの忌まわしい事件が起こった数分~数日間、
日本中の関心がその事件に向きました。

今回の事件は、「死」という一番悲しい形で日本人の「興味・関心」を掻き立ててしまいましたが、その時、SNSでもとてつもないスピードで情報が拡散していったのはご存じの通りです。

「日本の元総理が凶弾に倒れる」という、かなりのインパクトがあるので、日本のみならず世界中で情報は瞬く間に拡散されていたわけですが、少し目線をそらして考えると、すべての情報拡散の仕組みについて考える事も出来ます。

結論、
すべての情報の拡散は「興味関心の濃度×個人的欲求」で考える事ができます。

「興味関心の濃度」とは、
今回の事件でいう「日本の元総理が凶弾に倒れる」という事象

「個人的欲求」とは、
・早く情報を仕入れたい欲
・自分のネタにしたい欲

と、こんな感じ。

今回の事件が起きた直後、TikTokでは、安部さんのニュースの切り抜きがとてつもなくバズっていました。

ニュースアカウントではなく、何も生産性のない個人アカウントでも動画はバズッてました。

とても悲しい事件であることは間違いないですが、その裏側には純粋な悲しみ以上に「個人的欲求」を満たす配信されていたように感じます。

生前はいろんなネタにされていた安部さんも、お亡くなりになったとたん、生前を美化するような発信が多く見受けられました。

「安部さんのYouTubeアカウントを100万人にしよう!」みたいなアカウントが現れたり、生前の安部さんの大学祝辞の切り抜きを流したり、割とプラス思考の動画が多くアップされていました。

少し不謹慎ですが「死」には不思議な力があります。宗教的な部分かもしれませんが、美化されることが多い。

そういう動画を発信している人の裏側には「承認欲求」的なところもあると考えてます。

話が逸れましたが、時事ネタというのは「興味関心の濃度」が一番濃いです。

それが悲しい事件であれ、おめでたいニュースであれ、世に出回っていっている瞬間が一番濃度が濃い状態で、徐々に薄れていきます。

そしてその時事ネタがことが大きければ大きいほど、ベクトルが各方面に方向転換し、また新しい時事ネタに変化していきます。
(今回でいうと、安部さんの凶弾→旧統一教会みたいな)

そこに個人的欲求が乗っかり、拡散されていくというような流れです。

何かを発信していくときは、こういった仕組みを理解するのと、理解しないのでは結果が変わってきます。
ニュース一つをとっても、「なぜこんなに拡散されているのか?」「なぜこんなに多くの人が興味を示すのか?」など、自分なりに考えていくことも必要な能力かもしれません。

一つの参考にしてもらえると幸いです。

終わり

ライター:山田竜成

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