世界中の住所を3単語で表現する
世界中を3m四方の正方形で区分けして住所を作る『what3words』をご存知でしょうか?
世界には住所がなかったり、設定されていない地域が存在します。
広い公園の一角であったり、山奥の特定の場所など既存の住所体系では表しきれない場所が数多く存在します。
what3wordsは世界中を3m四方の正方形 57兆個に区分けします。各正方形には3つの単語が振り分けられます。
東京駅の中心に位置している正方形は「はため」「わりざん」「しゅやく」の3文字が割り当てられています。
この3単語の組み合わせは、一意となっており同じ組み合わせは存在しません。
このように各正方形に3文字の言葉の住所を割り当ててあげることで、世界中に住所がない地域を無くすことができます。
地図アプリで建物を検索したときに、入り口がわからず困ったといった経験はありませんか?
what3wordsは3m四方の正方形で区画されているので、ピンポイントの住所を検索することができます。
配達サービスなどにも利用されており、what3wordsを使うことで玄関の逆側に到着してしまうといったことをなくすことができます。
事故などでいち早く救急車を呼ばなくては行けないときに、救急隊員に正確な住所を伝えることを可能にします。
モンゴルでは国営の郵便システムとしてwhat3wordsが採用されているそうです。
what3wordsはシンプルでかつ地図を革新的に進化させるアイデアです。
自分の家やいつも行く場所にどんな単語が割り振られているのかを見つけるのも楽しいです。
ぜひ調べてみてください。
what3wordsの創始者のクリス・シェルドリック氏のTEDも無料で見れますので、こちらも要チェックです!