鈴木

何気ない日常を大切に紡いで、丁寧に生きる。

鈴木

何気ない日常を大切に紡いで、丁寧に生きる。

最近の記事

寄り添うとは?

亡くなる方を目の前にして、見送る側は何が出来るのだろうか・・・。 「最後まで寄り添う」という言葉があるが、そもそも寄り添うとは何なのか?っという事を最近よく考える。 辞書だと・・・ 共感する 側にいる 耳を傾ける 共通点を探すなどと書かれてあります。 何があっても動じずにその場におり 空間を整えながらその場にいさせていただき そして、言葉だけではなく全身で目の前の人が発しているサインに注意深く自分の全てを傾ける。 そのサインに対して自分なりに解読をし確認をする その繰

    • 死刑制度

      小説新潮に宮下洋一さんが取材された 「デスペナルティ 生と死のあいだで」の記事を読んで自分なりに死刑について考えてみました。 個人的な1つの意見としては、人が人を罰する事に対して疑問を感じる。 究極な事を言えば罪を犯す事で何かを経験したかったのかもしれない。 刑務所の中で自分の罪と向き合う事の出来るのは 仮釈放無しの禁錮刑なのか?? ※これは、あくまでも個人としての意見ですが 調べていくと・・・ ◇死刑制度に関しての意見。 ・被害者自身が事件の区切りとして死刑を

      • ザ・ヒューマン

        NHK「ザ・ヒューマン〜旅を、生きる力へ〜」 病院に入院すると、退院や一時外泊などをしたいと望んでも危険性があるからと言われて外に出るのが難しい場合が多い。 番組に登場されていた旅を叶える伊藤玲哉先生、家族と思い出の地を巡ったり、ひと時でも身内や友人と触れ合える様に様々なリスクや快適さを考えて試行錯誤をされ依頼者の願いを叶える。 伊藤先生を含め、トラベルドクターのスタッフさん達の思い・連携体制に感動しました。 新しい医療の形である伊藤先生の活動がもっと広がって多くの人に

        • みとりし映画

          人間関係で悩み苦しんで自殺した太宰治の文章から「みとりし」の映画 が始まります。 一輪の花を眺めて微笑みを感じた時 儚くも大切な生命を花の中に感じ 全てを包む大きな意味でのいのちの中に生と死を深く見つめ身に沁みる。 その命に寄り添う看取り士 そのことを感じさせて頂いた映画です。 人はこの世から旅立つ時、 その人の存在の意味を誰かに伝えたいと願うそうです。 生きて来た意味 生きて来た証 命をつなぐ、命のバトンを旅立つ人から受け取り大切な人に渡す架け橋 をするお仕事が

        寄り添うとは?

          『死』についての考え方

          先日あるテレビ番組にて 昔の日本人は人が亡くなって体から魂が抜けると 残った遺体はモノとして扱われ大事にするものでは無かったと放映されていました。 昔日本人が特に恐れていたもの それは、「死」 京の都 平安京の宮殿の中ではどんな理由であれ、 人が死ぬことは許されず、万が一宮殿の中で亡くなった場合はすぐに外に出されて、町の外に捨てに行くルールがあったそうです。  さらに、身内に死者が出た場合 暫くの間宮殿への立ち入りが禁止されるほど人々は死体を恐れたとされまし

          『死』についての考え方