脳のアクセルとブレーキの取扱説明書
左右対象の顔を美しいと思う理由
認知負荷の問題。左右対象の顔の方が楽に認知できるから。脳は省エネモードになりたがる。
後は遺伝的欠損の少なさだと思う。
儲けの喜びが損失の痛みよりも小さくなる理由
プロスペクト理論。喜びと痛みの非対称性。1の儲けをすることよりも1の損することの方が痛みは大きい。
これを実際の株式の売買に当てはめてみると、投資家は収益よりも損失に敏感になるので、株価が上昇して収益が出れば、損失が出るのを怖がって、すぐに履歴を確定してしまう。その後、まだ上昇しているのを見て、悔しがって再び買ったとしても、買ったところが天井だったりするわけだ。
一方、損失が出ている場合、なかなか損切りができず、そのままにしてしまいがちである。祈りのトレード。
旬の銘柄つまりバブルの時でもそうでなくても正しいルールをきちんと決めて、厳格に、そして機械的に、ルールを運用する。例外は設けない。そこまでやっていれば、株式投資で損をする事はほとんどなくなる。投資の世界で大切なのは、みんなと違うことをすること。
マーケットでは、売りたい人と買いたい人の数で値段が決まる。みんなが買っているときは株価は割高になるし、みんなが売っているときは割安になる。だから「みんなが売っているときに買う」というのが答え。
株式相場はみんなが強気になった時が終わり。バンドワゴン効果。隣にいる人の前にいる人の横にいる人も、みんながアクセルを踏んでいるので、自分も踏もうと思うこと。
似たようなものにハーディング現象がある。人間には、合理的に物事を判断したり意思決定をしたりするよりも、たくさんの人と一緒に同じ行動をとることに安心感を抱き、周囲に同調しやすい傾向があると言う事。羊飼いの方法。
遺伝子
エピジェネティクス--1942年イギリスの発生学者、コンラッド・H・ウォディントン
生まれ持ったゲノムの塩基配列が変化することなしに、環境によって遺伝子の発現の仕方が変化することを言う。いわば遺伝子にはスイッチが付いていて、環境条件によってそれがオンになったりオフになったりすると言うもの。
2009年アメリカイリノイ大学、ジーン・ロビンソン教授、ミツバチの研究
「氏」よりも「育ち」が重要だった。
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