外壁をレンガ風に仕上げるには？知っておきたい塗装リフォームの知識
レンガ造りというと東京駅や横浜赤レンガ倉庫などが思い浮かぶでしょう。
どれも頑丈でおしゃれな建物なので、ご自宅の外壁もレンガにしたいとお考えの方も少なくないのではないでしょうか。
しかしレンガ造りは工期も長く費用も高額になるため、一般家庭ではなかなか手を出しづらいのが現状です。
そこで今回は、費用が高額で工期の長いレンガ造りの建物を一般家庭でもレンガ造り風に再現できる方法をご紹介いたします。
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耐久年数100年以上！レンガ積みで作った建物
レンガは石やガラスなどのように無機質な素材のため、非常に劣化しづらいです。
現存する歴史的建築物にもレンガ造りの建物が多く、その耐久性は100年以上とも言われています。
そんな非常に長い耐久性を持つレンガですが、とても重く、１から作るには、１棟１万個以上のレンガ職人が１つ１つのレンガを積んでいかなければならないため工期も長く、費用が高額になります。
そのためレンガ自体は住宅建築にはあまり使われていませんが、現在ではその見た目の魅力から人気がありますので、レンガ風タイルやサイディングボードでレンガを表現するという手法で手軽に外壁リフォームに利用されています。
レンガ造りの種類
レンガ造りの建物にはレンガ積みで施工する方法の他にレンガ風のサイディングボードでの施工や、タイルでの施工などがあります。
その施工方法の種類について、解説いたします。
レンガ調タイル
タイルは下地に張ったり、下地に埋め込んだりして施工します。
その他にもサイディングボードにはめて接着していく施工方法もあります。
レンガ調のタイルはレンガを模したタイルで、レンガよりも軽く、手軽に本物のレンガ造りに似た風合いとなります。
レンガ調タイルで外壁を施工する場合の費用の目安は以下になります。
・下地パネル：約5,000円/㎡
・レンガ調タイル材工価格：約7,000～1万2,000円/㎡
レンガ風サイディングボード
窯業系サイディングボードにはタイルのようなデザインのものもあります。
タイルとの違いはサイディングボードは約455×3030mmの大きなボードを外壁に張るということです。
リフォームの際は既存の外壁を剥がしてから施工するか、上から貼り付けるのかにもよりますが、工期も短くて手軽な工法です。
レンガ風のサイディングボードの費用の目安は以下になります。
・レンガ風サイディングボード：約5,000円～6,400円/㎡
レンガ風に外壁塗装
タイル調のサイディングボードのタイル部分と下地部分を色分けして立体感のあるタイルのような色に塗装していく方法です。
色としては赤茶色や淡い黄色やオレンジで暖かな色のレンガや、白を使って白いレンガ風の外壁を表現します。
費用は使用する色の数によって決まります。
目安としてはこちらです。
・2色塗り分け：約3,200円/㎡
・多色塗り分け：約5,500円/㎡
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いかがでしたでしょうか。
実際のレンガは一般家庭にはハードルが高いですが、レンガの見た目はサイディングボードやタイルなどで再現ができます。
どの方法でレンガ風を再現するかを検討し、おしゃれな外壁にしましょう。
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