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午後のひととき、川であそぶ

8月に入り、夏まっさかりです。
週末、涼をもとめて川へ遊びに行きました。

訪れたのは、鹿沼市西部を流れる大芦川。
のどかな山あいを流れる大芦川は、上流部には手付かずの自然がのこっており、関東一の清流といわれています。

写真は2019年夏に撮影したもの
上流にはアユ釣りの方がいて、なかには古風な日よけ傘をかぶる方も。
しずかで、いい雰囲気でした

コロナの頃から大芦川のレジャー客が急増したため、川遊びからは遠のいていました。ですが、連日のこの暑さで川が恋しくて。夕方からなら遊べるだろうと自宅を遅めに出発し、西大芦フォレストビレッジ(河川公園)へ向かいました。


午後3時に到着すると、予想どおり駐車場は空いていて、スムーズに停めることができました。スタッフの方に「4時で閉まっちゃうけど、だいじけ?」と念を押され「全然構わないです。」。1時間も遊べば、じゅうぶんですから。

駐車場の横にはテントをブルーシートで囲った更衣室までありました。海の家ならぬ川の家で、とっても便利。

そそくさと水着に着替え、浮き輪と水中メガネをもって橋を渡り、川へ向かいました。
ええ、40代半ばの夫婦ですけど、遊ぶ気まんまんです。


西大芦フォレストビレッジは、古峯神社の大鳥居からすこし下流にあります。川遊びエリアは長さ300~400メートルほどあり、両岸はコンクリートで整備されていました。

水量はかなり少なめで、子どもたちも浅瀬を歩いたり、親御さんと浮き輪で浮いたりして、楽しそう。


はじめての場所で遊ぶのは、とても勇気がいります。
「元水泳部でしょ」と言われるけれど、川の深さや流れのはやさ、岩の大きさなど、プールと違ってわからないことだらけ。だから、川も、海も、入るときはいつも緊張します。

川岸の石には茶色くて、うすくコケが生えていました。
足を浸けると、なるほど、拍子抜けするほどあったかい。

石の上に座りながらずりずり川へ入り、腰まで浸かったところで、ザブンと前へ。流れに身を任せます。

川の中を覗きながらゆっくり下流へと進んでいくと、目の前に15センチほどの鮎やハヤの群れが次々に現れました。手を伸ばすと、魚たちはさーっと逃げてゆく。ヤマメは1匹だけ見つけました。

10メートルほど泳ぐとすぐに浅瀬になって、川底にお腹がつきます。
遊べる場所はすくないけれど、魚といっしょに泳げて、たのしい、きもちいい!

こんなに冷たくない川ははじめてで、泳いではあがり、また泳ぐ…の繰り返し。夫より遊んでいたそうです。


閉園時間が近づき、遊ぶ人が少なくなってきたので、浮き輪を投入。浮き輪の上に座り、プカプカ流れにのります。段差をくだるときの、スリリングなこと。

ちょっとスピードが出て、ひゃっほう! ってなります

近くに遊んでいた女の子たちと、順番こに楽しみました。


そしてとうとう時間切れ。たくさんいた家族連れもほとんどが帰ってしまい、がらんとしています。

結局、時間ギリギリまで目いっぱい遊びました。
午後のひととき、川遊びはとても気持ちよくて、たのしかったです。

今度は、上流部で遊べたらいいなあ。

ひゃーっと声が出るほどつめたくて、青く澄んでいて、たくさんのヤマメや鮎と一緒に泳げる、とっておきの場所で。









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