ナゾのかゆみ、イネ科花粉症かも。
もともと花粉症で、毎年1月から6月頃まで抗アレルギー薬を服用しています。スギ花粉シーズンが終わり、残るヒノキもあと少しの辛抱だと思っていた矢先、突然アレルギー症状が出てしまいました。
月曜日の午後のことです。
仕事をしていると、急に顔や首がかゆくなりました。口や鼻のまわり、耳元、そして喉元がなんだかちくちくします。発疹はなく、体の内側からかゆみが出てくる感じ。アレルギーっぽいかも。
食物アレルギーはなく、胃腸はめちゃくちゃ強いわたし。最近、変わったものを食べた記憶はありません。
うーん。かゆかゆ反応をしているのは、顔と首だけ。休日に使用した化粧品や日焼け止めを疑いましたが、どちらも普段使用しているものなので、関係無さそうです。
もしかしたら、何かの花粉に反応しているのかもしれない。就寝前に服用するアレルギーの薬を早めに飲んで、その日は過ごしました。
で、翌朝、頭痛で目が覚めました。
ちょっと体を動かすだけで、ぐわんぐわんと痛みが波のように寄せては返します。う、うごけん。そして、鏡を見ると右目の白目が真っ赤に充血していました。
あまりのヨボヨボっぷりに夫は「午前中は仕事休んでいいよ。とりあえず熱測って。」。体温を測ると35.2℃（低）で、流行りのウイルス感染でもないようです。
夫の言葉に甘えて、少し横になりました。すると昼過ぎに目が覚めたときには、痛みもなくすっきり。午後からは遅れた分を取り戻すべく、せっせと仕事に取り掛かりました。ただ、まだ首元に痛がゆさが残ります。
いったい、何に反応しているの？ ふと、10年ほど前に受けたアレルギー検査で、先生から言われた言葉を思い出しました。
「おりちゃさんは、ヒノキとイネ科に注意してくださいね。」
そうだイネ科って言われてた。もしかして、と思い調べてみると「ああ、これか！」。
カモガヤ
ハルガヤ
毎年4月末～7月を中心に花粉症の原因になるイネ科の雑草。草丈は60㎝〜120㎝程度で、葉は緑色、枝の先に小さな白っぽい花が集まって咲きます。特に多いのは河原、公園など。庭や住宅地の空き地、道路脇などに多数生えています。
イネ科花粉症はくしゃみ・鼻みず・鼻づまりが中心で、目のかゆみ・充血もあり、症状はスギ花粉症とおよそ同じです。花粉に接触すると皮膚症状がでる場合もあります。
イネ科花粉など草の花粉の特徴は遠くには飛ばないことです。飛散範囲は数十m程度。つまり近づかなければあまり影響はありません。
日曜日、河川敷にあるパークゴルフ場へ行き、ほぼ一日、元気に過ごしていました。思えばブルーシートを敷いて休憩していた場所の近くに、似たような植物があったような気がします。
そして、たまたま撮影した写真を確認したら、ぞぞーっ😱 一面に広がる黄色い植物。
その日の服装は長袖に長ズボン、ネックカバー、キャップに手袋と日焼け対策を万全にしていました。ですが、花粉がどこかに付着したのだと思います。マスクかなあ…(・・?
飲み薬・点眼・点鼻・かゆみ止め。できるだけの対処をして、今日、やっとかゆみが治まりました。
イネ科の植物の花粉は今がピーク。みなさんもなるべく近づかないよう、お気をつけくださいね。
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