見出し画像

3大欲求・悪の欲求に打ち勝つ新たな欲求


初めに

承認欲求や昇任欲求、物欲、独占欲、金欲など、私たちの欲求は多岐にわたります。その中でも、睡眠欲、食欲、性欲は三大欲求として挙げられます。最近の社会を見ていると、これらの欲求に加えて、承認欲求や昇任欲求、物欲、独占欲、金欲なども多く見られます。私たちは様々な欲求に支配されており、自身の心理や行動にも大きな影響を受けています。この記事では、さまざまな欲求について掘り下げ、それぞれの欲求の特徴や影響について解説します。さらに、欲求を満たすための方法やバランスの取り方についても紹介します。心理学的な視点から、私たちが抱える欲求を理解し、より充実した人生を送れることを願います。

各欲求の特徴と影響

睡眠欲求


人はある程度睡眠をとらないと日中の作業に支障をもたらすほどの意識障害を起こしてしまいます。また、病気にかかりやすく、寿命が縮むこともあります。適度な睡眠が望ましいですが、家にいると睡眠を過度にとることもあ経験があるのではないでしょうか。

食欲


大抵は活動に使うために食をするので問題無いのですが、なんらかのストレスによって、食をとらなかったり、過度に食を取るようになってしまい、栄養バランスの崩れからあらゆる病気に罹患するに至ります。現代日本は身近に様々な食が溢れすぎているのかもしれません。

性欲


生命活動に基づく本能的な部分からくる欲求かもしれません。これも過度なストレスがかかった際に増強する傾向があると思います。うまくコントロールできない場合に、事件化されることも少なくないと思われます。

承認欲求


周囲から認められたい、周囲から注目を浴びたいという欲求です。すべてのゴールがこの欲求に向かってしまい、他人から認められるために行動してしまいます。SNSの普及により、さらに影響が強くなってしまいました。

昇任欲求


会社員などがイメージしやすい例です。ただ昇任したく、権力を求める傾向の欲求になります。通常は、会社での働き方をもとに昇任していくのですが、この欲求に駆られた人は、他者を陥れ、職位の高いものに媚びを売り、何としてでも昇任しょうとします。通常、他人から嫌われる傾向にあります。

物欲


必要不可欠であるわけでもないのに、次々と物を買ってしまいます。ストレスが蓄積した場合に、衝動買いすることで満足するパターンがあり得ます。破産へと繋がる行為であり、最悪の場合に借金をしてしまいます。

独占欲

独占欲恋愛で良く見られますが、依存体質になってしまうことで独占欲が生じます。手放したくない、見捨てられたらどうしょうという不安からくるものですが、属するコミュニティー、いわゆる依存の分散が複数個所にできていないと陥りやすいです。

金欲


必要以上にお金を求め、他人を陥れてお金を搾取するケースがあります。禁欲をもとに真面目に働く分には良いのですが、自分の理想とする生活、例えば高級車に乗ったり、高層ビルに住んだり、高級料理店に通うなどといった生活に憧れを抱いている場合には、この欲求に支配され、行動の分別が付きづらくなり得ます。

新たな欲求による対処法

先に述べた欲求はコントロールできれば良いのですが、コントロールがうまくいかない場合も多く、人生に負の影響をもたらしてしまいます。自分の中で軸となることがあれば、上記欲求に支配されることが無くなるのではないかと考えました。

①自己承認欲求


承認欲求の弊害は周囲から認めて貰いたいところにあります。他人をコントロールすることは不可能であり、どんな行動にも賞賛と非難がつきものであり、誹謗中傷に座礁するケースも少なくありません。また、第三者の言動に合わせて行動するようになってしまいます。しかし、承認を自己にすることで解決できます。基本的に、自分の過去と今の自分の行動を比較することで成長を実感することが重要です。毎日日記をつけていれば、読み返すことでより鮮明に実感できると思います。常に過去の自分と比較して、今をどう生きているかを実感していくことで、負の欲求から解放されていきます。

②善心欲求


負の影響もたらす自己欲を満たそうとすると、多くの場合に人生が悪い方向に転落します。ここでは、良い世界、良い社会はこうあるべきだという理想をもって、それに向けて、自分はどう行動するかを考える善の心が必要です。しかし、間違った方向に強い理想を持つことは危険であり、過激な思想へと繋がってしまいます。1日1善とはよく言いますが、優れた人格形成や良い社会を築いていくためにどうすべきなのかを考えて行動することで、負の欲求から解放されていきます。

まとめ


①、②を主軸に人生を歩むことで、今までの行動が大きく変わると思います。何事も目的や軸が強ければ、負の欲求に左右されなくなります。注意してほしいのは、ストレス過多の場合に思考が鈍りやすいということです。その場合の睡眠時間増しは必要です。また、依存先の分散も意識していきましょう。会社員の方は、転職サイトに登録しておくだけでもリストラからの不安を下げることが出来ます。また、恋愛体質の人は、意識して趣味仲間を作ったり、友人と遊んだり、自己研鑽に励む、スポーツクラブに入るなどして自分の時間を有意義なものにしていくことで、過度な不安顔地区と思います。


いいなと思ったら応援しよう!