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勝ちと負け

人生勝ち組とか負け組とか、
なんとか、
そんなん知らんけど、
自分なりの勝った負けたはあると思う。

あとは、事実としての負け、とか。


中学生の頃、学校の部活でミュージカルをしていた。
(皆が入るから入るっていうノリだったけど、これが今の私へ繋がる出発地点だったかもしれない)

文化祭や新入生歓迎会で作品を披露するのが主な活動で、その度に役を決めるオーディションがあった。

自信ないなりに、やってみたくて、毎回何かしら受けてたと思う。
でも結果は落ちてばっかりだった。
歌も得意じゃないし、ダンスも習ってる子よりは下手だし、ほかにも色々、理由は分かってた。

審査するのは顧問先生と先輩なのだけど、オーディション中に言われて今でもハッキリ覚えていることがある。

「自信なさそうに見えるよ」

めちゃくちゃ喰らった。
同時に大発見でもあった。
自信あるように見えるヤツが勝つんだ!(ただし実力があった上で!)

当然、中身空っぽの自信じゃダメだけどさ、
人が醸し出す空気感は、“場”を如何様にも変えてしまうから、そりゃポジティブな方がいいよね。


大学に入ってから知ったとある劇団の舞台作品でも歌ったり踊ったりしていたのだけれど
一般的な“歌が上手い”とは全く違うベクトルの表現で、役者の血管が切れるんじゃないかってくらいの全身全霊で。
ただ上手いだけが表現じゃないんだなぁと、
どういうマインドでいるか、
その場にどうやって居るかがめっちゃ大事なんだなぁと。


今でこそ、THE ORGANICSというグループに属していて、誰かと何かを競ったりとか受かるとか落ちるとか無いけど。
例えばその日のライブで、オガニが1番だったと言わせたい!みたいな、
勝ちに行くマインドで、ライブをやってみる。

一人でも多くの脳みそに残りに行くぞ、という、実際どうだったかなんて確かめられないけど、そういう気持ちでいる事がきっと大事なんだと思う。
実力を心が上回ることもある、たぶん。

実際一番になりたいしね。



これを書きながら思い出した。
小学生くらいの頃、トランプゲームで負けたのが嫌で勝つまでやった事があった。
母親からも、アンタは負けず嫌いだから〜とか言われてた。
負けると拗ねる、そんな頃もあったね…。

もう大人だから、拗ねるとかそんなないけど!
でもやっぱ、勝ちたい。


勝つまでやれば負けないらしいから。
まだまだ、頑張りますよ。


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2024年7月12日(金)@下北沢ADRIFT
THE ORGANICS 2nd Oneman Live
"Synergy"
DJ:猫まみれ太郎
Open18:30 / Start 19:30
ライブ物販・手売り・Webにてチケット販売中

🎫https://t.livepocket.jp/e/synergy

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