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我が家の腎臓病療養食:目標値

腎臓病療養食には、腎臓病のステージによってエネルギー、タンパク質、カリウム、リンなどの推奨値があります。
この推奨値を元にした、我が家の目標値は以下のようになっています。

1日の目標値

エネルギー:1800kcal
タンパク質:50g前後
食塩相当量:6g以下
カリウム:2000mg(目安)
リン:1000mg~1500mgくらい(目安)

カリウムとリンについては、タンパク質の制限や野菜の下処理などで制限をすることが可能なので、タンパク質のような厳密な管理はしていません。
この2つの値は、これまでの栄養相談で栄養価計算をしてもらった結果の大体の平均値です。

1食の目標値

主食からのタンパク質:4g前後
主菜からのタンパク質:12g以内
野菜・調味料などからのタンパク質:2~3g
食塩相当量:1.5g前後

エネルギーは、間食込みで1日トータル1800kcalになるようにしています。
エネルギーも細かく計算すると大変なので、脂質1g=9kcal、炭水化物・タンパク質各1g=4kcalという概念の元にざっくりと計算をしています。

タンパク質をきっちり50gで管理することが難しい(どうしても60g近くなることがある)と、かかりつけ医に相談したところ、eGFR値が維持できていることから50g~60gの範囲内なら大丈夫じゃないかという指示をいただきました。
毎日50gときっちり管理することは難しいので、多少の増減は許容されるようです。

食塩相当量は、食材そのものの食塩相当量などいわゆる隠れ塩分があることを考慮して、調味料など計算できる範囲の食塩相当量を1.5gと設定しています。
また、1食あたりの食塩相当量が目標を超えてしまった場合は前後の食事で調整するようにして、1日トータルで5g以下になるようにしています。

まとめ

このような目標値を設定して、我が家の腎臓病療養食は作られています。
この数値は、性別・活動量など様々な条件で変わってくるので勝手な判断で制限をしないようくれぐれも注意してください。

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