てんかんと私①
私は小学校1年生の頃、両親の離婚によるストレスが原因でてんかんを発症したことがある。自分は何故プールの授業に参加出来ないのか、何の薬を飲んでいるのか分からないまま小学校時代を過ごし、自分がてんかんを発症していたと母から聞かされたのは大学生になってからだった。
「私、てんかん発作があるんです」
私にこう言ったのは学生寮の同じ部屋で生活することになったRちゃんだ。
Rちゃんは中学時代にてんかんを発症し、高校時代は発症していないものの、何かあったら自分の両親へ連絡して欲しいと言う。
「私も。 私もなんだ!」
この時私は初めて家族以外の誰かに自分のてんかんについて打ち明けた。
今回、このnoteでてんかんについて書こうと決めたのは、誤解や偏見がまだあるてんかんは誰にでも発症する可能性があることを伝えたいと思ったからだ。あの日のRちゃんのように自分も勇気を出すことにする。
読んで頂けたらとても嬉しい。
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