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150円の円安で為替介入は無駄ではなかったか!?疑心暗鬼の連鎖

ここ数日、円安の進行が顕著(けんちょ)で150円に行くか行かないかのギリギリラインまで行っていました。

そして150円になってすぐに147円まで円高になり、またすぐに149円台に戻りました。画面のチャートのひげ線が1本下まで伸びているのがわかると思います。

夜寝る時には何も変化がなく、朝起きてみたら円高に一旦変わっていたので夜中に起きたことでしょう。

記事では「政府・日銀が円買いの為替介入に踏み切ったとの観測がある。政府は緩やかな円安でも介入する方針を示唆し、円安による物価高に神経をとがらせている」と書かれています。

これは前回が145円の円安の時に為替介入をしたのは急激な円安の場合であって、今回、145円を超えても為替介入してこなかったのは緩やか円安だったからです。

しかし、150円もしくは155円ぐらいには為替介入がおこるのではないかとの予測はありました。

そこで政府はおそらく150円でを介入ラインと決めたのだと思います。

とはいえ、ドルの独歩高、円の独歩安がからみあっている中で、また何度も150円を皮切りに為替介入するのでしょうか。

このまま円安でいくなら最近、ドル建て定期預金を高金利でし出した銀行にとっては喜びの声に変わるかもしれません。

記事の最後の方に「政府はガソリン補助金など物価高対策を続けている。経済官庁の幹部からは"足元の円安は対策の効果を打ち消す可能性がある"と警戒の声が漏れる。円安が続けば、市場価格をゆがめる価格抑制策が際限なく続く危うさがある」と書かれています。

全くその通りだなと思いました。一体どこまで円安になるでしょうか。
#円安 #ドル高
#為替介入

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