恋愛とメール
「メールの長さと恋愛ベタ度は比例する」ということです。
最近の人はLINEでしょうね。
メールでもLINEでもなんでもいいんですが、
文章が長い人は、もれなく恋愛ベタです。
しかも「〜で、〜だから、〜だったし、〜なので..」
といった具合で、
一文が異様に長くて読みにくい。
あと、改行もどヘタ。
コチャコチャコチャコチャ詰めて書いてくるの。
何が言いたいのかと言いますと、
メールやLINEの文章の長さは
こころの不安定さ、依存心の強さと比例するってことです。
あるいは、
普段はメールは
そんなに長いほうではないのに、
こと恋愛のことになると、
結婚している方であれば
旦那さまとの関係のことになると、
なぜか長文になってしまう。
こういう方もいらっしゃいます。
とはいえ、恋愛しているひとや結婚している人が、
みんな文章が長いかというとそうでもなくて、
長文をダラダラ書く人は、
ほぼもれなく100%、
相手との関係に不安を抱えてるんですよね。
「だって、詳しく書かないとちゃんと伝わらないでしょ?」
という言い分もおありかと思います。
ですが、長々と詳しく書かないとちゃんと伝わらない、
と思っているときって、
「ちゃんとわかってもらわないと、こわい。」
という感情が湧いてきてるんですね。
あのね、みんなお互い別々の人間ですから、
「100%ちゃんとわかってもらう」
なんてムリなんですよ。
「ちゃんとわかってもらわないと、こわい。」
っていう感情が湧いてきているとき、
そこには依存があります。
で、こういう場合、実は、
「ちゃんとわかってもらう」
ことだけが目的じゃないんです。
「ちゃんとわかってもらって、その上で“正解”を教えてもらう」
ことが本当の目的だったりします。
「ちゃんとわかってもらわないと
正しい答えをもらえない。」
それが怖いんです。
正しい答えをもらわないと、
まちがえちゃうかもしれない。
まちがえちゃったら
相手の愛情を失ってしまう。
そうしたら相手が離れていってしまう。
だから間違えたくない。
間違えるのがイヤだから自分では決めたくない。
だれか自分よりもわかってそうな人に
自分の代わりに判断してもらって
正しい答えを出してほしい。
だから、ありったけの情報を書いて状況説明をして、
正解を教えてもらおうとしてしまうんです。
まあ、うまくいかない関係にしがみついているときって
人間、かぎりなくジコチューになっちゃって
相手を思いやる余裕もなくなっちゃいますけどね。
で、たまにやさしい人で、
その人の状況を思いやって
真剣に考えて真剣に答えてくれる人にたまたまあたって、
そういう人から答えをもらっても、それでもなお、
「でもでもだって」
をくりかえすんですね。
わずか1%でも間違っていたら困るから、
不正解をつぶそうとする。
特に「どうしても復縁したい」など、
切羽詰まっているときに、
こういう依存って出やすいですよね。
最後にひとこというなら、
「どうしても復縁したい」のその「どうしても」って、
あなたの気持ちの押し付けでしかないかもしれませんよ?
そこ、考えたこと、ある?
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