原因⑥意識の構造を理解してない

⑥意識の構造を理解してない

とても大切で、とても面白いテーマです。

意識（無意識）とは「自分のプログラム」
人は自分のプログラムに従って生きています。

ドライヤーを思い浮かべてください。

スイッチを押すと温風が吹き、もう一度スイッチを押すと止まります。
これは回路を組み、プログラミングしているからというのは機械が苦手な方もわかると思います。
パソコンや機械は組まれたプログラム通りの結果を出力する。

飛行機が飛ぶのも
冷蔵庫が冷えているのも
自動ドアが開くのも

組まれたプログラムです。

反対に違う結果を出力したい時はプログラムを変える必要があります。
根本のプログラムを変えず、外側に手を加えても機械は壊れてしまう。

外側の出力を変えるには内側のプログラムを変えないといけません。

実はこの仕組み構造は人間も全く同じなんです。

人間も自分のプログラミング通りにしか動きません。

私たちが日頃からおこなっている。

歯を磨く
お風呂に入る
ごはんを食べる

などの行動はそのように意識（プログラム）されてるのです。

逆に言えば意識しなかったら、そういう行動はとりません。
私たちの行動は自分のプログラム（意識）通りということです。

ではどのようにプログラムを組む・変えるのでしょうか。

それは日々の行動や習慣です。

なぜ私たちが習慣として歯を磨くかというと、何千回も何万回も繰り返して歯を磨いた経験から、しなくちゃいけないという意識を持っているから。

プログラムは生まれてから今までの経験や習慣で組まれて、それが性格や癖の背景になっている。

これ以外にもプログラムを組む方法があります
トラウマです。

肉体や精神に大きい衝撃が加わると、意識の奥深くまで影響し刻まれる。
車に轢かれる、人に裏切られるなど。

つまりプログラム（無意識）を組み替えるにはトラウマと和解したり、習慣を変える必要があります。

冒頭で意識の構造を理解していないと書きました。
生き辛い人はこの意識と行動がずれています。

例えば
ダイエットしようと決意（プログラムされていない
食べてしまう
自分の意志が弱いと落ち込む
自己嫌悪
新しいダイエット法を試す
→

プログラムを変えないと行動をしても変わりません。

順番はプログラムの変更→現実の変更