櫻坂46の歌が下手すぎる

櫻坂46の新曲を聴いて絶望

櫻坂46の新曲『何歳の頃に戻りたいのか?』とそのカップリング達を聴いて絶望した。要因はいくつもあるが、1番大きかったのは歌が下手すぎることである。

最近日プこと「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」を遅ればせながら見ていて、そのパフォーマンスのクオリティに慣れていたことも大きいのだろうが、それにしても下手すぎる。
音源でこれなのだから、ライブだともっと酷いだろう(といっても、被せか口パクなので誰も気にしないだろうが)。

曲調に釣り合わない歌唱力

歌詞の内容こそ内省的だが、櫻坂の曲はオシャレでかっこいい曲調が多い。曲自体はかなり洗練されているのに、そこに歌唱力が絶望的に追いついていない。

ユニゾンの部分はまだよい。問題は少人数のパートやソロパートである。1人を除いたほぼ全員が全く歌いこなせていない。残念なことに、「下手だけど声良いよね」枠も大園玲くらいで、他は全くダメである。

特に『恋は向いてない』は聴いてられない

特にM6の『恋は向いてない』は酷すぎて聴くのを諦めたほどである。この曲は藤吉夏鈴・中嶋優月・村井優のユニット曲なのだが、全員満遍なく下手で聴いてられない。なぜこれでOKを出したのか不思議になるレベルである。
3期生の2人はともかく、藤吉夏鈴さんは5年以上もアイドルをやってきて本当にこれで良いのか疑問。ファーストテイクにも出ていたが、コメント欄は「難しい曲を1人で歌い切ってすごい」という類の、幼稚園児を褒めるような文言で溢れている。

藤吉夏鈴さんに限らず、櫻坂のメンバーはよく「曲の世界を表現する、伝える」と言うが、それならもっと歌を練習してほしい。頭をブンブン振り回したりグルグルと走り回ることだけが ''表現''ではないだろう。メロディがあり、歌詞があり、マイクを持ってステージに立つのだから、歌うことにもう少し重点を置いてほしい。歌わないなら歌わないで構わないから、歌うならもっとマシに歌えや、という話。

森田ひかるは別格、次点で天様

先ほど「1人を除いたほぼ全員が歌えてない」とかいたが、その除いた1人とは森田ひかるである。彼女は自分の歌割りをちゃんと歌いこなしている。このシングルだとM7の『泣かせて Hold me tight!』が特に分かりやすい。また、前作の『承認欲求』ではCメロのラップ調もしっかりこなしていた。『五月雨よ』のハモりパートもサマになっていた。

あえてもう1人あげるとするなら、山崎天様だろう。音程の正確性はもう少しだが、腹から声が出ているのが分かる。声質も素直でよい。もう少し評価されても良いと思う。

坂道はどこも下手くそ

今回は櫻坂にフォーカスしたが、正直なところ坂道はどこも基本下手くそである。歌に関して1番平均が低いのが櫻坂なだけで、乃木坂・日向坂も上手いとはお世辞にも言えない。
忙しいのは分かるが、頼むからもう少し歌の練習をしてくれ。歌を諦めないでほしい。これは個人的な意見だが、坂道のほとんどは入った時と歌唱力が変わらずに卒業していると思う。より下手になるメンバーや変なクセがついてしまうメンバーはいるが、上達して卒業するメンバーなんて少数派である。テレビで生歌を披露するたびに放送事故になるのは切ない。
日プしかりイコノイジョイしかり、最初は下手でも数ヶ月後には見違えるほど上達しているものである。お願いだから坂道はもっと歌を練習してほしい。

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