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#32【業界研究】自動車業界編

はじめに

こんにちは。
オレたちコロナ入社組のタクミです。

今日は自動車業界について紹介していきます。
私たちの身近な存在ながら、電気自動車へのシフトなどの変革期にある自動車業界。
個人的にガソリン車が大好きなので複雑な気持ちを持ちつつ、ご紹介できればと思います。

そもそも業界研究や企業研究をこれから始める方は、目的や考え方についてこちらの記事で紹介しているので是非読んでみてください!

自動車業界とは

自動車業界は、2021年度の市場規模にして約64兆円を誇る巨大な市場です。
2021年の世界の自動車販売数は約8,268万台
生産台数は約8,014万台となっています。
部品メーカーや、商社から自動車メーカーが部品を
仕入れて車を作り、
ディーラーやレンタカーなどのサービス業者に流す、という構造です。

主な職種

ここでは、自動車メーカーに焦点をあて、主な職種について紹介していきます。

技術職

研究、開発を行う職種で、自動車の生産技術や燃費の向上、車の設計などを行っています。
最近は電気自動車の開発も盛んに行われており、
世の中のトレンドを作る仕事と言えますね。
高い専門性が要求されるため、
理系出身者が職に就くことが多いようです。

商品企画・マーケティング

主に新車の企画やコンセプト発案、
消費者のニーズ調査を行います。
若年層の車離れに対抗するにはどうすれば良いか、
時代にあった車の在り方はどのようなものなのか、
考えた上でメッセージ性のある車が開発されます。
車が売れるか売れないか、を決めるコンセプトに関わるので、重要な仕事といえます。

生産管理・製造

実際に自動車を組み立てる作業員を指す職種で、
部品の手配や生産ラインの点検を行います。
特に整備士が不足している現状があり、
引く手数多の状態です。

営業

営業と聞くと消費者への売り込みを思い浮かべるかと思いますが、それはディーラーの仕事のため、
自動車業界の営業は企業を対象とした法人営業がほとんどです。
ディーラーのための車両情報の整理やカタログの作成も営業の仕事で、メーカーとディーラーの間に入る仕事でもあります。

代表的な企業

ここからは、代表的な自動車メーカーを紹介していきます。

トヨタ自動車

昨年度売上高約31兆円を誇る、言わずと知れた超大企業です。
従業員数は約70,000人、平均年収は約850万円と高水準です。
豊富な資源を持つからこそ実現できる全ての顧客ニーズに合わせた商品ラインナップの展開ができることが強みで、去年の12月にはEV戦略に関する説明会を大々的に行いました。
世界のトヨタに目が話せないですね。

ホンダ

本田技研工業は、四輪事業において約9兆円の収益を誇り、単体で約35,000人の従業員を要する企業です。
自前主義といわれるホンダは、他メーカーだと部品メーカーに任せているような領域を内製化しており、知見を蓄積しているところに強みがあります。
車だけでなく、バイクでも世界有数のメーカーとなっています。
平均年収は、約800万円です。

日産自動車

日産は昨年度売上高約8兆円を誇る、
単体で約23,000人の従業員で構成された企業です。
平均年収は約800万円と高水準で、グローバル市場において大きな強みを持っています。
パートナーシップの締結を推進しておて、
高い技術力を武器にアジア、中南米を中心に積極的な輸出を行っています。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
ドライブ好きには堪らない自動車。
日本を代表する産業だからこそ、
さまざまな魅力的な国産車があるのです。

車に携わりたい方、世界に通用する業界で勝負したい方はぜひとも深掘ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

タクミ

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