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#31【業界研究】機械業界編

はじめに

こんにちは。
オレ達コロナ入社組のリョウです。
今回は機械業界について取り上げました。
興味がある方は是非、最後まで読んでください!
そもそも業界研究や企業研究をこれから始める方は、
目的や考え方についてこちらに記事で紹介しているので是非読んでみてください!

機械業界とは

機械業界とは、建設や自動車、家電などのさまざまな産業に関わっている規模が大きい業界になります。主な取引先は国や企業になり、建設に使われる機械や自動車を作る際に必要な機械を生産し販売することで収益を得ている製造業の分野になります。

仕組み・構造

機械業界は単に「製品を作るための機械の製造」を行っているだけでなく、顧客となる企業などの要望をクリアする機会を設計→製造して生産現場に納品・設置という業務と設置後のメンテナスやシステムの更新を行い関係性を継続していきます。
ですので機械業界の収益構造は、顧客の要求をクリアした製品の販売・メンテナスをして収益を得ている業界になります。

市場規模

2020年から2021年の機械業界の業界規模は28兆4941億円となっており、新型コロナウイルスで機械の需要が落ち込んだという影響を受けた業界になります。
機械業界などの製造業は景気動向に影響を受けやすい業界といわれており、景気動向によって設備投資などを控えたり、積極的に行ったりと国内外の景気の状況に左右されています。
市場の動向としては2020年に新型コロナウイルで打撃を受けた経験などから今後は、製造現場での自動化に力を入れていることから、IT企業と技術提携をしたりとIoT化へと時代が変わろうとしている業界になります。

業務内容

営業

自社で製造した専門機械を顧客である企業などの訪問をし提案・販売だけでなく顧客の要望や困りごとなどをヒアリングし製品の改善や新商品に役立てるための情報の聞き出しを行います。
会社の売上や市場・顧客のニーズに合った商品開発などに直接関わる重要な業務となっています。

資材調達/購買

営業が仕入れてきた市場のニーズや顧客のニーズに合った製品を製造する為に必要な材料や素材、部品を仕入れる業務を行っており、より良い製品をコストを抑えて製造するために、コストを抑えて仕入れをする工夫などをする業務となっております。

商品開発/研究開発

営業担当が顧客などから聞き出した製品の改善点や市場ニーズに合った製品をコストを抑えて販売するための商品開発や既存商品の改善など技術的な業務をしています。
また、今後のIoT化などの次世代に向けた最先端技術の開発や試作などを行ったりと企業の未来を担う業務を中心に行っています。

生産管理

製造現場の工程管理や品質、コスト、従業員の労働環境の管理などと品質の良い商品を安全に作るために重要な裏方の業務を行っています。

代表的な企業3選

三菱重工業

平均年収863万円
100以上の事業を継続していることでさまざまな業界との取引実績からのノウハウなどを生かし、新規参入などにも強みがあります。
また、三菱重工業はインフラ設備の仕事を多く手掛けており、鉄道システムやETCシステムなどの交通システムなど排水や水処理設備などのインフラ分野が得意な会社です。

ダイキン工業

平均年収730万円
世界で唯一エアコンと冷媒を手掛ける総合空調メーカーで空調業界のトップを走るリーディングカンパニー。
ダイキン工業は自前教育システムに力を入れている企業で2017年には社内大学の開校をしたり毎年100人もの新入社員を育てています。
デジタルトランスフォーメーション(デジタルの力でビジネスモデルの変革)などへの取り組みにも社内大学を通して教育をしていることからAIやIoT分野が発展している現代でより活躍できる教育活動に力を入れている会社になります。

小松製作所

平均年収741万円
小松製作所はエンジンや油圧機器などの製造に優れた企業で日本国内で自社開発から自社生産を行っていることから
商品の改善を設計の段階から行ったりと世界最高水準の品質・コスト・納期を叶える会社となっています。
また、日本国内だけでなく世界148か国に210の代理店があり、グローバルンな販売とサービスネットワークを可能とする仕組みを持っています。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
機械業界は記事の中でも取り上げましたが今後IoT化などがより進んでいく業界と言われており、業務形態などさまざまな分野になると考えられます。
日本の技術力について興味がある方は是非、深ぼってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

リョウ

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