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#43【業界研究】 人材業界編

はじめに

こんにちは。
オレたちコロナ入社組のタクミです。

今回は、とにかく頭が良いイメージのあるコンサルティング業界について紹介していきます。

業界研究にこれから取り組まれる方は、こちらの記事も合わせてお読みください!

コンサルティング業界とは


コンサルティング業界とは、特定の製品ではなく、顧客企業のためになるソリューションを提供することで、企業の発展に貢献して収益を得る業界です。
2021年の国内市場は約9000億円となっています。

クライアントの経営やMA等の戦略をコンサルティングする、戦略・経営コンサル、
ITソリューションを活用したITコンサルなど、コンサルといってもさまざまな種類があり、特定の業界に関するソリューションを豊富に有する企業や、
業界を跨いで特定のソリューションを有する企業
業界、ソリューションを横断している総合コンサルティングファームなど、
ソリューション×業界のどの部分に軸足を置いているかによって、細かく分類されます。

元々アメリカが発祥の地で、外資系のコンサルティングファームが日本に進出したことから広がった業界です。

コンサルティング業界の職種

コンサルタントは属する業界、ソリューションによって細かくは異なりますが、
年次や実績によって役割が肩書きとともに変わっていく傾向があります。
ここでは、コンサルタントの種類と、その役割について紹介していきます。

アナリスト

いわゆる新卒で入社して最初に分類されるフェーズです。
調査やアンケート等の分析、スライド単位での資料作成などの業務が多く、
上司が決めた方向性にプロジェクトが進む中で、それをフォローアップするような仕事が多いです。

コンサルタント

入社から3して3から5年が経過すると、コンサルタントというポジションになることが多いです。
アナリストで身につけている基礎力をベースに、クライアントの中堅メンバーとの関係構築や、自らが主体となった提案を行うことが求められます。

マネジャー

入社して5から10年ほど経過すると、マネジャーと呼ばれるポジションになります。
その名の通りプロジェクトの進行管理をすることが多く、プランの設計や役割分担、クライアントとの関係構築などが主な業務になります。

パートナー

新たなプロジェクトを獲得することが求められるポジションです。
クライアント企業の幹部クラスとディスカッションを行ったり、経営課題に対して方向性を見出すことが求められます。
パートナーとなるのは入社した社員の1割程度と、険しい道のりですが、その分給与もやりがいも非常に高い、魅力的なポジションといえるでしょう。

代表的な企業

ここからは各領域の代表的なコンサルティングファームを紹介していきます。

ボストンコンサルティンググループ

アメリカに本社を置くコンサルティング会社で、日本の業界発展の礎となった企業でもあります。
昨年度の全体収益は110億ドルと、グローバルに存在感のある企業です。
日本に最初に進出した戦略コンサルファームとして、国内企業ともパイプが強く、強みを確立しています。平均年収は約1,800万円と、非常に高水準です。

デロイトトーマツコンサルティング

会計系の経営コンサルティングファームであるデロイト。
サービスの提供領域が広く、複合的な課題から生じる問題に対して、その全てを受け止めてクライアントを導くことができる点が大きな強みです。
平均年収は約900万円となっています。

アクセンチュア

アクセンチュアは、アイルランドに拠点を置く、総合コンサルティングファームです。
ITコンサルの領域に強く、昨年の全体収益は505.3億ドルと非常に大きな額となっています。
自社にエンジニアを抱えており、ソリューションを開発して提供することができることから、SIerに分類されることもあります。
全世界に72万人もの従業員を抱えており、あらゆるソリューションをあらゆる業界で展開しているため、豊富なナレッジが揃っている点が大きな強みです。
全体としての平均年収は約800万円です。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
非常にロジックで得意先の課題を解決していくイメージのあるコンサルティング会社ですが、激務といわれる側面もあります。外資系のコンサルティングファームでは、Up or Out(昇進か退社か)といわれる厳しい環境を敷いている企業もありますが、色々な社風があります。
興味がある方はぜひ調べてみてください。

タクミ


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