髪が健康になると艶々になる。は、間違ってます。
髪が健康になれば、艶が出る。
髪に栄養を与えれば、艶が出る。
これ、間違ってます。
髪の毛の艶は光の反射
髪の毛に限らず「艶」と言うのは、光の反射によるものです。故に髪の毛の栄養や健康さは必ずしも艶の有無に影響するとは言えません。
光の反射は表面のざらつきの有無が大切
髪の表面が鏡のようにツルツルしていると、光を全反射してツヤが現れます。逆に髪の表面が凸凹していたり、ざらざらしていると、髪の毛にはツヤが現れません。
つまり、直毛の方は、髪の毛にツヤが作りやすく、髪の表面が凸凹しているくせ毛の方は、基本的にツヤを生み出すのが難しくなります。
栄養が豊富にあっても髪の形は綺麗とは限らない。
仮にパサパサとダメージしてしまった髪の毛があるとします。その髪にストレートアイロンをしっかりスルーさせるとつやつやになりますね。でも、髪の内部はダメージしたままです。
つまり、髪の毛のツヤは髪の毛内部が健康であるかは関係なく、表面に凹凸があるかないかの違いにしか過ぎません。
髪の形状を変えるのは、スタイリングがパーマ系の施術のみ。
現在の美容技術の中で、髪の形状を変える方法としては、
①縮毛矯正(やパーマ等の施術)
②アイロン(やブローなどのスタイリング)
つまり、お顔で言うところの整形か、メイクかしかありません。
トリートメントでツヤを出そうとする事は、スキンケアを頑張れば可愛くなれる。と、言っているようなものです。
確かにお肌のコンディションが良くなれば、メイクのノリも良くなるので、結果的に可愛くなれるかもしれません。ですが、お悩みの根本の原因が、目の大きさや鼻の高さに由来するのであれば、スキンケアに頑張ることほど無意味なことありません。
艶を出すなら縮毛矯正一択、、だけど?
結果として縮毛矯正の施術を推すような文章になってしまったのですが、縮毛矯正が誰しもにとって最適解と言うわけではありません。
ただ、ここまで読んでくださっている貴女は、きっと髪に艶がない事に悩んでるはずですので、著しく毛髪を傷つける施術履歴でないのであれば、原因の一つに「毛髪のクセ」がある事と思います。
その場合には、縮毛矯正はきっとお役に立てると思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?