わたしの趣味は美術館巡りで、 一番好きなのはゴッホだ。 大学生の頃から海外へ行くときは 必ず「ゴッホの絵が飾ってある美術館」があるかどうかを調べて ゴッホの絵があればぜったいに足を運んだ。 ⭐︎ 高校生のときに好きだったひとは ひとつ上の先輩で同じバスケ部だった。 彼はどちらかと言うと大人しくて 仲良しグループの中にいても話しを聞く側で 女子の後輩に自ら話しかけてくれるようなタイプではなかった。 わたしはわたしで 先輩に話しかける勇気のある「The 陽キャ」ではなく
「恋をする」というのは 「とても体力がいることだな」と 30歳を過ぎてから思うようになった。 あの頃は 何が好きで何が嫌いかを知りたいという気持ちも 今日は会えるかなとワクワクする気持ちも 返信がなくて不安になる気持ちも すべてが愛おしくてたまらなかった。 いろんな感情に飲み込まれながらも 「恋をする」日々を楽しめていたのは 「若くて元気だったから」だと思う。 今のわたしは 「恋をする」ことに憧れを抱きつつも 「恋をする」ことを「2度と経験をしたくないもの」に分類してい
