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天井社長からの春の宿題(2024)を初心者Pでもクリア出来るように、EXスキルなしのR【白いツバサ】鈴木羽那で突破したかった

はじめに

 今年も来ましたね、社長からの春の宿題でございます。毎回厳しい宿題を課されることで有名なこのイベントでございますが、報酬のガシャ30連(実質9,000円分)は貰えるなら貰っておきたいですよね。

 今回の宿題は、前回の冬の宿題よりも条件が緩和されており、Pアイドル本体がR【白いツバサ】、SR【白いツバサ】、SSR【アイドルロード】のどれでも挑戦可能になったことに加えて、好きなミッション3つの達成で報酬が貰えるようになったことから、ルカ・羽那・はるきの【アイドルロード】でそれぞれクリアするもよし、誰かのR→SR→SSRと【白いツバサ】を進化させながらクリアすることもよし、という形になりました。

前回、2023年冬の宿題
だぶるはのアイドルロード未実装によりR【白いツバサ】でしか挑戦できませんでした

 前回の宿題から、R【白いツバサ】でW.I.N.G.マスター優勝自体は達成できることが実証済みであるので、EXスキルが集まっていない且つアイドルロードも進んでいない初心者Pでも宿題を達成できるようなプロデュースの指針を作りたいとの思いより本稿の作成に至りました。

 自分の手元では、ルカとはるきのアイドルロードを進めてしまったので、今回は羽那での投稿となります。

 途中の細かい計算式等を読み飛ばしたい方は、概要を読んで頂ければ結論が分かるように致しました。
 よろしくお願いいたします。

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概要

 P【白いツバサ】鈴木羽那を使用し、プロデュースおよびサポートアイドルのEXスキルを装備せずにW.I.N.G.出場および準決勝・決勝(以下、本選とする)の突破を目標としたプロデュースを行った。

 ファン数10万人の獲得はシーズン3までで凡そ問題なく達成が可能であったため、準決勝以降の攻略を主として考察を行った。

 結果として、EXスキルがゼロの状況ではW.I.N.G.準決勝の突破が絶望的であり、絶対に突破出来ない訳ではないが、Sアイドルのステータス上昇のEXスキルまたはPアイドルの上限解放のEXスキルがあって、ようやく道が開けるといった具合であった。

 また、W.I.N.G.決勝においての考察では、流行2位のトップアピールと流行1位のラストアピールを取得することによる戦術がある程度は有効であることが示されたものの、コンティニューチケットが少ない場合、プロデュースを何度もやり直す羽目になり、試行回数で突破しようとするならばその時間を使ってアイドルロードを進めるほうが効率的であるとの結論に至った。

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①編成について

pic.1-1:使用するPアイドル
pic.1-2:使用する編成
pic.1-3:PアイドルEXスキル
pic.1-4:SアイドルEXスキル

 R【白いツバサ】鈴木羽那では、ライブスキルにVo2倍アピール・Vi2.5倍アピール、その他に上限解放Vo+50を所持していますが、火力の最大値としてはVi2.5倍アピールの方が高くなるため、サポートアイドルの編成はViに寄せています。

 ビジュアルマスタリーViを持っているアイドルの中から、Viのステータスが高いアイドルを優先して編成に組み込んでいます。

 また、W.I.N.G.準決勝の項目にてPアイドルのステータスを添付(pic.3-1)しておりますが、本稿作成時の私のPデスクによるステータスアップについてはオフにしようがないので、画像内ではそのまま適用されております。

pic.1-5:Pデスクによるステータスおよび上限解放の上昇値


②シーズン1~4の立ち回りについて

(1)ステータスの最終目標について

 ステータスについては、シーズン4終了時点で

  • Viステータスを限界まで伸ばす

  • 思い出アピールLv.3を撃てるようにする

  • Meを400程度まで伸ばす

を達成することを目標にプロデュースを進めていきます。

 いつもよりアピールの火力が低いこと、W.I.N.G.本選での審査員からのMeダメージが40に上がっていることから、通常ミドルでプレイする時よりも意識してMeを伸ばす必要があります。

 思い出アピ-ルも、出来るだけ伸ばせるように約束を守ることを意識的に行ってください。

 SPが210あれば羽那のVi2.5倍アピールと、サポートアイドルのVi2.0倍アピール、Vi1.5倍アピールを取得できることから、トーク番組を踏む回数が少なくなる分、ラジオ収録や約束を守ることに充ててください。

pic.2-1:スキルパネル

(2)シーズン1~2

 シーズン1は、ファン数1,000人が達成できれば良いので、ラジオ収録をメインに踏んでください。トークでもファン人数が稼げますが、最終的にMeの方が欲しくなるのでラジオ収録を多めに行います。ビジュアルレッスンに2人以上いる場合は、ラジオより優先してレッスンを踏んで良いです。

 感覚としては、Viレッスン2人>ラジオ>トーク>Viレッスン1人です。


雑誌撮影はファン人数が多く稼げますが、最終的なステータスが不足しがちなので、シーズン1最終週にファン数が足りない場合等に留めてください。

 また、思い出Lv.3まで上げるためには、朝コミュ最初の5回のうち最低2回は約束を守らなければならないので、施設レベルや残り体力等も考慮して立ち回りを気を付けてください。

 シーズン2は、ファン数10,000人が目標となっておりますが、今回は余裕があれば20,000人まで獲得してください。

 普段のプロデュースでは+1万→+4万→+5万の3つのオーディションで10万人まで獲得するところですが、シーズン3の「踊っていいとも?増刊号(+5万人)」の突破が難しいため、シーズン2の1万人オーディションかシーズン3の1.5万人オーディションに出場して+1万→(+1万or1.5万)→+4万→+4万で達成するのが良いと思います。

(3)シーズン3~4

 シーズン3のオーディションは前項にも記載した通り、5万人オーディションの突破が厳しいため、「SPOT LIGHTのせいにして…(+4万人)」×2回と前シーズンで2万人が獲得できていなければ今シーズンに「iDOLBuffet アイドルビュッフェ(+1.5万人)」を突破してください。

 4万人オーディションは、流行1位がViの週に参加するように注意してください。アイドルDがVi属性で流行2位スピアをしてくるので、流行2位での突破は手札の関係上安定しません。

 ファン数を10万人まで獲得する以外は、ひたすらステータス上昇に努めるのみとなります。はじめに記載したステータス目標を達成した場合、Vo,Daレッスンに行く等して思い出アピールの火力増強に充ててください。

 シーズン4の後半でレッスンに失敗してしまった場合、思い出Lv.3であれば頭タッチでテンションを回復するのを忘れないでください。

③W.I.N.G.準決勝

 準決勝の立ち回りの解説の為に、参考のステータスを示しておきます。恐らく、過度な上振れや下振れはしていないステータスかと思います。
※pic.3-1ではPデスクによりVi上限解放+35、Vo初期値+26、Da初期値+26が適用されているため、以降はこれがないものとして扱います。

pic.3-1:ステータス参考例
Vo:219
Da:274
Vi:500
として扱います
pic.3-2:Pデスクステータスアップ一覧

 準決勝の勝ち方については主に2パターン存在していて、
 ①:流行1位を取り切る
 ②:流行2位の三割星、TA、流行1位のLAを取る
となります。

 ここから少し真面目な座学になります。

pic.3-3:W.I.N.G.準決勝データ

 W.I.N.G.マスターモードにおいて特に厳しいポイントなのですが、準決勝ではVo,Da,Vi全ての属性のライバルが流行1位に攻撃を仕掛けてきます。

 自分がどの属性特化でプロデュースしていても、上記①の方法で勝つ場合、霧子・結華・真乃の誰かと正面から火力で打ち勝つ必要が出てきます。

 では上記②の方法ではどうなのかという話ですが、Vi流行2位を狙って作り出す方法がなく(流行雑誌アイグラを持ち込んだとしても約56%)、いざその状況で始められたとしても、3ターン目にライバル5人が流行1位にアピールしてくる中で不一致属性のLAを取るのは殆ど不可能に近く、再現性がありません。

 よって、やはり①の方法での突破を考えるのが建設的かと思われます。

pic.3-4:ダメージ計算式

 下記に論ずるアピールの火力数値についての根拠として、使用した計算式をpic.3-4に添付します。

 ここにおけるPアイドルのステータスはpic.3-1、Sアイドルのステータスはpic.1-2を参照とします。

 計算の途中式を省きますが、W.I.N.G.準決勝においてこちらが3ターンで出せる火力数値は以下の通りです。

鈴木羽那Vi2.5倍アピール:11,884
鈴木羽那Vi2.0倍アピール:9,507
思い出アピールLv.3:8,762
→合計:30,153
※全てPerfect(思い出アピールはGood)判定として計算

 対して、ライバルアイドルA(真乃)の火力数値は以下の通りです。

ライバルA(真乃)基礎攻撃力:5970
Perfect:17,910
Good:13,134
Normal:11,940
※属性一致補正(×2.0)を含む

 真乃が3ターン目に1位審査員を殴ってしまう場合と、1,2ターン目ともにPerfectで殴ってくる場合はまず勝てないので、勝ちパターンは「こちらが3回殴って、真乃が1or2ターン目Perfectを出さず、3回目の攻撃をする前に審査員が返る」しかありません。

 ただし、今回条件でこちらが3ターンで出せる最大火力は30,153ですが、真乃がPerfect→Goodで殴ってきた場合の合計数値は31,044です。火力が足りていません。Perfect→NormalあるいはGood→Goodの場合でないと火力が足りません。

 スキルパネルにて獲得しているViアピール+3%バフによる火力増強という要素がありますが、一番火力が出るVi2.5倍アピールに+3%バフが2つ発動するという奇跡(発動確率10%×10%=1%)を通してもPerfect→Goodの数値に足りません。 

 従って、今回の勝ち筋は

  1. 手札に羽那のアピール札(2.5倍、2.0倍)が両方あり、

  2. ライバル真乃が2連PerfectまたはPerfect+Goodを出さず、

  3. 思い出アピールが3ターン目に打てるように1ターン目に審査員からの攻撃を受ける

 となります。コンティニューチケットを何枚使えば良いか分かりません。ライバルの行動に強く依存する形になるので、プレイにおける精神衛生上もあまりオススメ致しません。

 真乃のPerfect→Goodの火力数値を上回るためには、+3%バフを考慮しなければEXスキルにてPアイドルのVi上限+10且つSアイドルのVi合計+40、またはSアイドルのみだとVi合計+90がギリギリ突破できるラインになります。

 思い出アピールを使用するため、Vo,Daについても数値が必要になります。今回の参考例に準えるならば

Pアイドル:R【白いツバサ】鈴木羽那
Vo:219
Da:274
Vi:500(+10or+0)

Sアイドル合計値
Vo:425
Da:420
Vi:696(+40or+90)

となります。

 Vi知識本などのPアイドルの初期値アップ系アイテムの持ち込みでは解決出来ないので、PデスクあるいはEXスキルでの解決が必要になります。

 ようやく準決勝の勝ち筋が見えてきたところですが、さらに勝たなければならないのが決勝です。

 ちなみに、上記にて突破に必要なステータスの補強について述べたところですが、決勝を勝ち抜くためにはやはりSR【白いツバサ】あるいはSSR【アイドルロード】への強化を強くおすすめ致します。

④W.I.N.G.決勝

pic.4-1:W.I.N.G.決勝データ

 決勝についての解説です。決勝については、Vo,Viが流行1位にスピアを仕掛けてきます。

 決勝の勝ち方については、準決勝と同じく
 ①:流行1位を取り切る
 ②:流行2位の三割星、TA、流行1位のLAを取る
の2つから考えていく事になります。

 準決勝の時はなんとかEXスキルを使用してR【白いツバサ】でも流行1位スピアに張り合えるルートが存在しましたが、ライバル樹里の火力が高すぎるため、まともに戦ってはまず勝てません。

ライバルA(樹里)基礎攻撃力:6954
Perfect:20,862
Good:15,298
Normal:13,908
※属性一致補正(×2.0)を含む

 上記②によるパターンを考えた場合、勿論ライバルアイドルたちの行動による運は絡みますが、準決勝のように流行1位LA取得ターンに全員の殴り先が被るということはなく、ある程度狙ってLAを獲得することが出来るかと思います。

 1,2ターン目のライバル達のアピ-ル判定次第ではありますが、ければ3~5ターン目にLAを狙えるチャンスがやってきます。

 LAを狙うターン以外は基本的に2位を殴り続け、流行2位の三割星、TA、流行1位のLAを取得し、ライバル樹里が流行2,3位の星を獲得しないことを祈りましょう。

⑤決勝にて、ライバルと流行1位で張り合うには?

 流行1位スピアの火力に張り合えるならば、わざわざ流行2位を取りつつ1位のLAを狙うなんてせずとも、流行の属性だけ噛み合えばそれで勝てるようになります。

 決勝のライバルの火力数値を再掲します。

ライバルA(樹里)基礎攻撃力:6954
Perfect:20,862
Good:15,298
Normal:13,908
※属性一致補正(×2.0)を含む

 こちらが使用するアイドルの想定ステータスも以下に記載いたします。

 条件としては、PアイドルのカードをSR【白いツバサ】へと強化したものを想定します。

 SR【白いツバサ】へ強化することで特化属性の上限解放+50をスキルパネルから取得できるため、

Pアイドル
Vo:219
Da:274
Vi:550

Sアイドル合計値
Vo:425
Da:420
Vi:696

と設定します。
(【白いツバサ】をR→SRへと強化した場合、羽那の属性はVoになってしまうので、厳密には少し異なります。SRやSSRでVi属性を持つのはルカになります。)

 SR【白いツバサ】へと強化することにより、使えるライブスキルがVi3.0倍アピールとVi2.5倍アピールになります。SアイドルからVi2.0倍アピールを習得し、思い出アピールLv.3も使えるようにした場合の火力数値は以下の通りです。

Vi3.0倍アピール:15,287
Vi2.5倍アピール:12,739
Vi2.0倍アピール:10,191
思い出アピールLv.3:9,195
※全てPerfect(思い出アピールはGood)判定として計算

 ライバル樹里がPerfect→Goodの場合、合計火力は36,160です。
 自分がVi3.0倍→2.5倍→思い出で出せる合計火力は37,221です。

自分の3回目の攻撃でライバル樹里の合計を上回り、且つ樹里の3回目の攻撃が出来ないパターンが引ければギリギリ勝てそうです。

pic.5-1:W.I.N.G.決勝におけるライバルアイドルの攻撃先

 他のライバルによる不一致属性の攻撃が、1,2ターン目で4回行われるのですが、この4回の攻撃の判定があまりにもPerfectが多いと、審査員が2ターン目で帰ってしまったり、3ターン目まで生き残っていても自分のアピールで樹里を上回れるほど審査員の体力が残っていないという状況に陥ります。
 これについては何度かコンティニューチケットでやり直す程度で乗り越えられるものだと思います。

 ちなみに、SR【白いツバサ】へ強化することによりVi+20%バフ(発動確率30%)が取得できますが、これが1or2ターン目に発動すれば、自分側の動きとしてVi3.0倍→2.0倍→思い出Lv.3でも樹里の火力をギリギリ上回れることになるので、手札事故による敗退を少しだけ防ぐことが出来るようになります。

⑥結論

 初心者プロデューサーたちの「天井社長からの春の宿題」のミッション達成に貢献するため、EXスキル等を使用しない編成にてW.I.N.G.優勝までの道のりを示すことを目的として、準決勝および決勝におけるダメージ計算をもとに試算を行ったが、勝てる確率が相当低いということが判明した。

上記の項目③~⑤における試算から、試行回数を重ねて突破するよりも、その時間を使って最低でもSR【白いツバサ】へ強化してあげることが、今回のミッションの達成を現実的にするために効率的であるかと結論付ける。

あとがたり

 タイトルから内容を察するものもあったかと思いますが、ここまでお読みいただきありがとうございました。

 前回の冬の宿題でR【白いツバサ】鈴木羽那でミッションを達成した実績があり、サポートアイドルのEXスキルを装備していたとはいえ、なんとなくそんなに苦労せずに終わってしまった記憶があったのですが、多分たまたま良い感じの流行を引き当てて突破してしまったんでしょう。

 計算をしてみて、何かしらの準備をしないとクリア出来ないラインの難易度に設定された宿題なんだろうということが分かりました。

 それでも、無理矢理SSR【アイドルロード】完凸まで進めなくても、SR【白いツバサ】完凸でやりようがあるというのを示せたのではないかなと思います。

 本文には語っておりませんでしたが、W.I.N.G.決勝においてはライバルの流行1位スピアがVo,Viであり、圧倒的にDaが勝ちやすいため、SR【白いツバサ】郁田はるき→SSR【アイドルロード】郁田はるきでミッションを2つ達成してしまうのが比較的簡単かと思います。

 長々と、読みづらい箇所も多々あった(むしろ読み易い部分が無かった)かと思いますが、最後の最後までお読みいただきありがとうございました。
 アイドルロードを進めるために、営業回数の達成が一番時間がかかると思いますので、記事を閉じたらすぐに営業に行ってください。
 ミッション達成とガシャ30連の結果が良いものであることを祈っています。


最後に、ひとつ宣伝をさせてください。
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