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2023.07.27【緊急配信 第1部】元ジャニーズJr. イズミさん=仮名=に聞く いまジャニーズ事務所に求めたいこと/「まずは謝罪して欲しい」/真摯だった国連の調査官<司会・尾形×望月>

・国連ヒアリングでは蔵元弁護士が当事者の会に同行

・中1の終わり2月頃入所、中3までジャニーズ事務所に所属

・当事者の会に加わろうと思ったキッカケは、仲間ができたこと、同じ被害に遭っているので気持ちが分かり合える

・週刊文春の取材から、イズミさんは二本樹さんに繋いでもらった。二本樹さんへ2ヶ月前頃(5月の終わり)コンタクトを取った

・藤島ジュリー社長の動画について、「(知らなかった発言で)心臓がバクバク言うような内容で、重役である以上知ってるでしょ」「身体が熱くなって(=許せない気持ち)、被害当時のことを思い出した」

・ジャニーズ事務所の姿勢について、現役タレントも心の中にもあるかもしれないけど、現役は言えない。だからこそ事務所がきちんと対応してほし。苦しんでいる人が沢山いる、働きながらだと表に出たりできない

・政治家からは本気度を感じていない

・国連のヒアリングでは、本気で聞いてくれていて、調査部会の方で涙を浮かべる姿もあった。共感してくれているのを肌で感じる。ジャニーズ事務所の対応とは異なる

・中3の退所時に性被害について、ジャニーズ事務所に伝えた際は「面倒臭いなぁ…」という対応をされた

・7人が表に出ているが、当事者の会には被害の声が集まっている
・寄付も集まっている
・高校生からご高齢の方まで色んな年齢層の方が支援してくれている

・国連ヒアリング後の取材について、70,80人のメディアが来ていたが、報道は少ない(ミヤネ屋も取材は来ていたが、長くは取り上げず)

・イズミさんがその取材の翌日、新聞を見ると現役タレントの記事の下に当事者の会の記事が掲載。自分達としては不思議で、どう受け止めたらいいのかと戸惑う

・国連ヒアリング後の取材、ワールドカップバレー、24時間テレビについて望月記者が質問した後、テレビ局が取材を「ここでテレビの取材は止めます」と切り上げた →数々の取材している尾形記者としてはこんなことはほぼないこと、テレビ局のジャニーズ報道に対する異常さ、言わせたくない感じがした

・性被害について一生引き摺ること、電車で隣の男性が寄りかかってきたときや美容院で男性スタッフに触られると身体が硬くなってしまう

・メディア業界の歪みについて、(ジャニーズ事務所への忖度などは取っ払って)駄目なことは駄目にしないと

・ジャニーズ事務所には、きちんとした謝罪がほしい、何に対して謝っているのか動画では分からなかった。ひとりひとりに対し、一対一で(記者会見でなく、対面で)今の代表として謝罪の言葉がほしい

・訴訟に関しては知り合いの弁護士(2名)へ相談したが、忖度があるので「請け負えない」と断られた
・弁護士のキャリアが傷付くのを危惧しているのと、その弁護士が属する弁護士会の方針も関わっている
・ジャニーズ事務所の顧問弁護士の属する弁護士事務所、それの枝分かれする弁護士事務所は当たり前に駄目
・ジャニーズのスポンサーの顧問弁護士の属する弁護士事務所も請け負ってくれない

・アメリカの弁護士と話した際に知ったのは、オバマ政権時、性被害の場合時効撤廃されている。日本も時効撤廃してほしい

・二本樹さんに連絡をして文春の取材を受ける前日、妻に性被害を告白した。お子方は成人済みなので「好きにしたらいいよ」と賛成してくれた

・芸能界の悪しき風習について、本人が嫌だと思った時点で性犯罪である、自分は嫌だったらから事務所を辞めた

・ジャニーズ事務所の対応について、やらざるを得ないからやっている感じゃなく、心の傷に向き合ってない

・辞めるとき、ジャニーズに性被害について何度も伝えた。すると「頭おかしいんじゃない」と言われた「ジャニーに伝える」とも

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