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2023.08.25【緊急プレミア配信・元ジャニーズJr. 大島幸広さんに聞く】ジャニーズ事務所に求めたいこと/藤島社長、知らないわけない/「怪物だった」ジャニー喜多川氏

【大島幸広さんインタビュー】
・藤島ジュリー社長「知らなかった」発言、画面に向かって「嘘つくな!知ってただろ」と叫んだ
・BBCやカウアンさんの記者会見があったが、揉み消すんだろうと当初思っていた
・当事者の会の結成から「今回は違うかもしれない」と感じた
・微力ながら力になれるのではないかと思い、当事者の会HPに自らメールし、コンタクトを取った
・在籍当時、ジャニーズ事務所のタレントの不祥事を揉み消した現場を目撃した、2回ある(内容は犯罪行為)
・現役タレントを守ることは必要だが、「知らなかった」発言はジュリー社長自身を守る発言である

【性加害のJr.マネージャーについて】
・当時のジャニーズJr.担当マネージャーが送迎の車中で大島さんをふざけて弄る発言「よくジャニーさん家に行くね、そんなに(性行為の具合が)いいの?」など(マネージャー自体はジャニー喜多川宅でおこなわれていることを暗に示唆している)
・上記は文春で性加害をしていたJr.担当マネージャー
・Jr.担当マネージャーの噂については、Jr.内でも「気をつけた方がいいよ」と話が回っていた(ふたりっきりになると悪戯されるなど)
・大島さん自体は該当マネージャーに嫌われており、朝の送迎時に「なんか疲れてるね」など嫌味なことを言われた
・逆に、気に入っているJr.には毎回寄っていき「ジュース飲む?奢ってあげようか?」など声を掛けるので明らかに対応が異なる


【ジャニーズ児童性加害問題について】
・ジャニーズ事務所ではないが、芸能活動している知り合いの女性は何度断っても誘われるといった話は聞いたことがある。ジャニーズに限らず、芸能界全体、社会的問題である
・(松野官房長官などは)特定の一企業と言うが、ジャニーズ事務所と言えばエンターテイメントでNo. 1の企業であり影響力が大きい
・日本政府は「(国連の言ってることは)関係ないから」という反応、これはおかしい


【ジャニー喜多川について】
・ジャニー喜多川は相手のことは考えずに、自分の欲のために生きてきたと感じる
・こちら(大島さん)がどう思っているのか一切考えず、ジャニー喜多川は自分が主体で考えている
・ジャニー喜多川宅に元Jr.から電話があり活動に戻りたいと言っているとジャニー喜多川は「あんだけ可愛がっていたのに、僕を裏切ったんだよ」と言い返していた
性加害でなく、可愛がっているという感覚
・ジャニー喜多川のことは「怪物」に見える。人として見れない
・ジャニー喜多川はレッスンをしていてもJr.をジーッと見ている
・人のことを1ミリたりとも人と見ていない、「僕のかわいい性欲処理」ぐらいにしか思っていないのでは?
・当時は「こわい」「気持ち悪い」と思っていた
・(性加害を受け入れなければ)言葉では言わないが、行動(仕事を入れないなど)で知らしめる
・母子家庭で苦しんでいる子どもが好みではないか(弱みに漬け込んでくる)


【PTSD症状について】
・毎日ではないが、ジャニー喜多川との性行為の最中が夢に出てきたり、日常生活の中でもパッと思い出したりする。今だにあり、3,4日から1週間は気分が悪い
・1回された分、1個傷が抉られる。200個以上の心の傷がある
・夢を見るのはジャニーズ事務所に居た頃からあり、パッと出てくるのは辞めてから
・女性との性行為をするときに、全く反応しなくなることも(フラッシュバックが起こる)
・大島さん自身はカウンセリング等今まで受けていない
・被害を語ることは身体には負担、家に帰ってぐったりする
・ただの「不祥事」ではない、日本全体に及ぶ大問題である


【著名人の発言について】
・(山下達郎発言)本当のことを知らないのに言わないでほしいし、知らない上での発言は被害者の気持ちを踏み躙る行為であり、人として底知れる
・(デヴィ夫人発言)こちらも被害者のことを考えていない。13歳の子どもが相手はジャニーズ事務所の社長。言えるはずがないし、逃げられるわけがない


【猛ダッシュするジャニー喜多川】
・ジャニー喜多川宅に行くのが嫌な大島さんが送迎のバンに乗ろうとすると、70近いお爺さんが汗をかきながら猛ダッシュで走ってくる。鍵を渡してきて、ジャニー喜多川「駄目だよ、勝手なことしちゃ」
→大島さんは内心、「僕の人権なんかはない」と感じた。帰ろうとしただけで「勝手なこと」扱いをされる…狂ってる世界

【Jr.仲間と先輩】
・デビュー組の中で薬等で捕まったタレントはジャニー喜多川からかなりの性被害を受けていた。大島さんはJr.時代に彼と仲が良く、ふたりで頑張っていこうな!と言い合っていた
・ジャニー喜多川がいくつもの人生を滅茶苦茶にしてきた、心の傷には塗る薬はない。一生付き合うしかないことである

・(ジャニーズ事務所については)心の底からの謝罪が第一
・今のジャニーズ事務所もジャニー喜多川がやったことだから関係ないよというスタンスに見える、それでは駄目だと思う
・Jr.同士、同期とは笑い話にするしかなく、励まし合う。マイナスなことは言えない…。ただ、独りの時間なると辛くなる
・先輩には相談、これぐらい回数があるがどうしたらいいか?耐えられない…、先輩は「我慢しろ、勿体無い」と返事。狂ってる環境だと感じる
・同期とはお互いに「大丈夫か?」「でもキツいな」「頑張ろう」と励まし合っていた
・大島さんはできれば、ジャニーズ事務所内部からも声があがればと思う

【ハワイ行きにて】
・ハワイ行きの際、ジャニー喜多川が100ドル紙幣の帯を5人ぐらいのJr.に羽田空港で預ける。ハワイに着いたら、それを回収する。300ドル抜いて「なんか買っちゃいな〜」とJr.に渡す。持ち込み制限逃れの外為法に違反する恐れあり

【喫煙について】
・入所初日、ジャニー喜多川宅へ向かう途中のコンビニで煙草を買い与える
・ジャニー喜多川「you煙草吸うの?」大島さんが「いや…」と言葉に詰まらせていると、「みんな吸ってるよ、みんな家で吸ってるから」「で、youは吸うの?」「じゃあ、吸います」と半ば言わされる大島さん、マルボロメンソールを買い与えられる
・Jr.は中学生も多いのに喫煙が蔓延していた

【今後について】
・ジャニーズ事務所には逃げずに認めて心の底からの謝罪を求める。人生壊された人はいっぱいいる
・自分のことだけを考えたら声を上げられなかった。次世代のことを考えて、同じことが繰り返されるのは避けたいと強く思う。「自分ごと」として考えて欲しい。自分の息子、娘、甥っ子、姪っ子だったら?
・メディアも変わるチャンスのとき、勇気がすごく必要だが、一人一人が声を上げていかないといけない。勇気を出しましょう

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