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2023年同人活動 振り返り

昨年末も2022年同人活動を振り返るという形で一年の同人活動を振り返り、noteにまとめていたため今年も去年に倣って振り返ってみます。


2023年同人活動の概要

まずは今年参加した同人誌即売会ならびにWEBの同人イベントの参加状況を振り返ります。

参加イベント(リアルイベント・WEBイベント)

  • 1月:エアブーオルタ(WEB:ピクリエ)

  • 4月:おでかけライブ(リアルイベント)

  • 6月:頭割りだヨ!ヒカセン集合5(WEB:ピクスク)

  • 7月:おでかけライブ(リアルイベント)

  • 9月:おでかけライブ(リアルイベント)

  • 12月:頭割りだヨ!ヒカセン集合 番外編(WEB:ピクリエ)

リアルイベントが3回、WEBイベントが3回という結果でした。
リアルイベントは全て地元開催のイベントになります。

出した新刊

この一年で発行した新刊は全部で4冊でした。
折本(8p)が2冊、文庫(100p以下)が2冊です。

  • 4月:折本2冊

  • 6月:文庫(50pほど)1冊

  • 9月:文庫(20pほど)1冊

その他参加企画など

アンソロ2本(内1本は来年発行)寄稿させていただきました。
アンソロへの参加は他のジャンルを含めて今年が初めてでした。

かなり突発&イベント時期と被っていましたが、X(旧:Twitter)にてアドベントカレンダー企画も実施。
個人企画は前年から引き続き継続していました。

今年の活動を振り返った上で

イベント参加回数と原稿

我ながらびっくりしました。
確かに「今年はイベントに参加したなぁ」って感覚はありました。
蓋を開けてみたらびっくり、何と一年の内半分はイベント参加月がある状況に。出すぎでは?

ただそうは言っても1月開催のエアブーオルタは、参加無料・お試しで新サービス体験できるよ!って形だったので参加こそしてみたものの、本格的に何かどうこうしたわけではなく、
12月に開催された「頭割り番外編」にて、お試しとしてピクリエさんでの開催される際に改めて本格的に利用した形になります。

リアルイベントは一年でおよそ4回開催されるんですが、その内冬の回を除いて全部参加した形になります。その内2回は新刊引っ提げていますね。
気が狂っている様が全面に出ています。

今年はチャレンジ年でもあった

今年はある意味、同人活動という意味ではチャレンジの年でもありました。
まず一つは先ほどもちらっと触れた通り、アンソロ企画への参加です。
過去にもアンソロ企画を見かけたり、参加するチャンスはゼロではありませんでしたが、当時の主軸がカップリングではなかったり、手を上げるには勇気が持てなかったりと参加することはありませんでした。
今回、参加させていただいたアンソロ企画はいずれも公募で、企画概要をちらっと見た瞬間に浮かんだお話があったためすぐさま応募しました。出してから謎の震えもあったくらいにして……(今だから言える話)

アンソロ本の中で自分が書いたものが面白いと思ってもらえたか、はわかりませんが、自分の中で一つ、個人誌とは違う形でお話が書けたのはいい経験になったと思います。
いい意味で「自ら手を挙げて書くと決めた話なのだから、しっかり書ききりたい」という強い気持ちはあったため、いつも以上に「これ大丈夫かなぁ、面白いかなぁ」と自問自答するところもあり、苦しい場面も多かったですがそれを乗り越えて書ききれたことはかなり糧になりました。

それから、チャレンジしたことと言えば、Indesignの使用です。
もともとPhotoshopなどを使用していたのですが、「折角コンプリートパック使ってるんだから使わないともったいない」と使い始めました。
まだ全然仲良くなれたと思えませんが、今後出したい本の仕様を考えると使えるようになりたいのでこれは来年にも引き続き歩み寄っていく所存です。
な、仲良くなれるかな……

一番濃密な時間になったのは秋ごろから

最初に触れたように、一年を通してほぼずっとイベントに参加し、新刊も参加イベントの半分で出した形でしたが、実のところ、完全書き下ろしは6月と9月だけ。
4月には書き下ろしもありますが、再録分もあったため実はそんなに原稿としての量はあまり多くありません。

一番急激な変化が訪れたのは、夏終盤から秋にかけてでした。
ちょうど7月下旬から8月頃にいわゆる「うちよそ」や「うちのこ」の話を書き始めたことがきっかけで、そこからあれよあれよと今まで書くことはないだろうなと思っていたカップリング寄りの話も書くようになりました。

どれくらい気が狂い始めたかというと、最初に顕著に表れたのは更新頻度です。
昨年のnoteにはこんな記載があります。

その間にも100日くらい?毎日1000字前後のショートショートを書くという所業をしていたりもする。冷静に考えたら頭がおかしい。我ながら過去の自分にびっくりである。

2022年同人活動を振り返る

この時は今とは違うジャンルで毎日「お題を回して、小話を書く」というのを100日続けていた時期がありました。
100日達成した後、しばらく書かない時間があって、創作のペースは割と緩やかでした。イベントに向けて原稿と戦いながら、思いついたのをぽっと書くくらいで楽しく過ごしていたのですが、9月の半ばくらいから2日から1週間スパンで投稿しています。
イベントが終わった後だったこともありますが、ここから急激に投稿が増え始めます。

そして次に起きた変化は文字数。
本来、あまり長文が書けるタイプではなく、どちらかと言うとワンライで1,200字~2,000字程度の小話を書くのが主流なタイプでした。
それが10月あたりから急に1投稿の文字数が格段に増えています。おおよそ6,000字から多い時だと1万字超え。正直、原稿でもひいひい言いながら書いて、思ったよりページ数行ってなかったということもままある中で、それくらいの文字数の話を1週間ペースくらいで書くようになりました。すごい、狂ってる!

10月以降の各月に書いた文字数は下記の通りです。
※原稿は除く

  • 10月:約63,000字

  • 11月:約73,000字

  • 12月:約103,000字

  • 合計:239,000字

どうした?
文字数が多いイコールいいという話ではもちろんなく、あくまで「1万字を超えるお話を書くなんて原稿以外は無理」と思っていた私が、という観点でみると、3か月で

  • 1万字を超える話を数回書いている

  • 3~9回に分けて投稿するような長い話を3編書いている

というのはまさに驚異的です。気が狂っているとしか言いようがない。
おかげで本当であれば他にやろうと思ってたことがあったはずなのにほぼ毎日書いてます。そして楽しい。
いつまでこのフィーバーが続くんだろうとも思いますが、書きたいネタが尽きないどころがどんどん溢れ出てくるため、これはもうしばらく続きそうな気がしています。
人生、どこで沼にハマるかわかりませんね……

これらを踏まえた上で来年は

今年はイベントフィーバー&急な沼落ちで目まぐるしい一年でした。
特に直近の気狂いっぷりは自分でも驚くレベルです。
イベントにたくさん参加させていただいた中で、さまざまなツールを活用しながらイベントのスケジュールの立て方であったり、原稿の進め方を見直したりもする一年でもありました。
12月のイベントを除いて、概ね(テーマこそ変えはしても)最低限作りたいな、書きたいなと思っていた本を作ることはできたため、スケジュール管理は割と何とかなったのかなあと思います。

来年は個人的な事情により、イベントに参加したいものの予定が決められない状況のため、本は作る体で作業をしつつ、実際のイベント参加は様子を見ながら調整していこうと思います。
少なくとも一回は東京・大阪でのイベントに参加したいですね!というかします!
その際はみなさん、よろしくお願いします。

それから、今年は書きながら悩むことも多く、アウトプットばかりで思ったよりインプット時間を取れなかったところは反省点としてあります。
来年は引き続き、寝かせすぎない程度に創作(アウトプット)はしつつも、自分の引き出しを増やす作業(インプット)をしていけたらと思います。積み読本も年単位で溜まってしまっているので。

ともあれ、自分のペースで楽しむ創作ライフを来年も続けていけたらと思います。
よいお年を!

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