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文学フリマに行ってきた話

2024年5月19日。上京して初めてやってきたイベント参加の日。
期待に胸を膨らませ、意気揚々と現地へ向かう!……はずでした。
家を出て、さあ駅に向かおうというところで、大きな物体Xが飛び回る。しかもでかい。
そう、蜂。実家が山で畑で田舎で、なので虫は(苦手だけど)見慣れているとはいえ、でかくないか?もしや……スズメバチ?!となり、大慌てで家の中に避難。
不審者とは違うので、のぞき窓程度ではいなくなったかもわからず、どうしようか、電車一本ずらさなきゃ……と思いながら一分ほど待機してから外に出ると、近くにいない!ヨシ!急いで鍵をかけてダッシュで離れる。
ちょうどベランダの方に移動したようでホッとしながら駅に向かうという難所を乗り越え、会場に行きました。出だしから濃い。

初めての流通センター

創作系イベントは数年前にも遠征していたので何回か参加してましたが、実は流通センターを訪れたのは今回が初めてでした。
今まで参加してたのはSUPER COMIC CITYなどのいわゆる赤ブーさん主催の女性向けイベントなので東京ビッグサイト。ついてからこんな感じなんだぁ~としみじみと感じました。
ちなみにビッグサイトに初めて行った時は「田舎者丸出しでいい?」と言いながら、あの建物をパシャパシャ撮るという通過儀礼はもちろんしました。

一般参加列に並ぶのはいつぶり?

着いて第一と第二、どちらから行こうか……と思いつつ(建物内のローソンにあるATMに寄りたかったので)一旦第一展示場の待機列に並びました。
着いたのがちょうど12時少し前だったのですが、思ったよりも列が長くて入るまでに20~30分くらいかかりました。それも含めて醍醐味だし、規模感がわからなくて開場タイミングで着くように向かったので想定通りではありましたが。
よくよく考えれば、去年はサークル参加だけだったし、一般参加で訪れたのはエリシアンくらいで、そのときは並ぶほどの時間ではなかったため、待機列に並ぶって……あれ、いつが最後……?

一人で並ぶのも、そもそも待機列で入場までに時間かかるのも久しぶりだったので全てが新鮮でした。というのもおそらく、よく参加する同人即売会とは来場していた層が全く違ったからかもしれない。
年齢層も男女比も全然違っていて。ただきっと本が好き、文学が好きって人たちなんだろうなと思うと並んでるだけなのにわくわくして。
入場もまだなのにずっとそわそわしていました。

これが、文フリ…

いざ入場するともう人の海。人、ヒト、ひと……
一般参加があまりにも久しぶりすぎて、サークルチェックしたはずが、配置・並び方まで気が回ってなくて宝の地図全然作っていませんでした。
というのもどちらかと言えば「雰囲気楽しもう!」がメインだったので(人が多いからその場で見て買うはしづらいというアドバイスは見かけたものの)2スペースほどしか絶対買うぞ!とチェックしてたサークルさんはなく、あとはノリでした。

戦利品

文学フリマ 戦利品

最終的に買ったものはこちら。
短編集、BL小説、恋愛小説、アンソロジーなどなど……
気づいたら予定していた予算の倍の金額使っていました。あれ、おかしいな……

初めての参加で、手に取る時も少し読ませていただいて読んだり、実際にサークル主さんとお話したり、対面だからこその良さを感じながらたくさんの素敵な本をお迎えしました。

参加して生まれた感情

今回、文学フリマに一般参加してまず最初に感じたのは「楽しい!」
おそらく、最後にイベント参加したのは2月のエリシアン辺りだったと思うので、イベント規模感と一次創作のみという空間だったので目に入るものが新鮮でした。

その後にやってきた気持ちとしては「自分もそちら側(サークル参加側)に行きたい」
元々、数年前から一次創作でイベントに参加したいとは思っていました。ただ思ったよりも二次創作の熱が冷めず、比重を変えられないまま二年が経っている……
今回を機に少しずつ一次創作も比重を増やして行きたいと思います。

まずは、と以前書いたお話あったなぁと思い引っ張り出したところ恥ずかしさで泣きたくなりました。
今と書き方が違う!
八年前だったので変わるのは普通だと思いますが、それでも……
少しずつリハビリしていくところから頑張ります。

楽しい休日となった文学フリマ。
予定よりたくさんの本に囲まれて読むのが大変ですが、一冊一冊大事に読んでいきたいと思います。
参加されたみなさま、お疲れ様でした!

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